日本ハム、ソフトバンク戦初戦で接戦もサヨナラ負け

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日本ハムは15日、ソフトバンクとの「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1戦(みずほペイペイ)において、延長10回の末に1-2でサヨナラ負けを喫した

先発の達は6イニングで6安打を浴びせながら無失点という素晴らしい投球を見せたものの、救援陣が後半に崩れ、ついに力尽きてしまった

日本ハムの打線は、7回まで相手先発のモイネロに抑え込まれ、8回には主砲・レイエスが2番手の松本裕から一発を放って1点をもぎ取るのが精いっぱいだった

結果としては悔しい敗戦であるが、試合後に新庄剛志監督(53)は「(選手は)よくやりましたよ」と語り、チーム内に悲観的な雰囲気は漂っていなかった

試合内容を振り返ると、日本ハムはソフトバンクとの力量差が縮まったことが明確に認識された

特に、達の好投により、序盤からソフトバンクとほぼ互角以上の戦いを展開した

得点機を再三逃したものの、レイエスが今季公式戦打率0割8分8厘という不振をしのぎ、敵地のみずほペイペイドームで3安打を記録したことは朗報で、主砲が苦手意識を克服しつつある兆しを見せた

また、チーム関係者は「相手のスタメンに近藤、周東の2人が名を連ねていないことも大きい」と指摘

彼らは過去数年、日本ハムがソフトバンク戦で苦しめられてきた相手であり、近藤はケガの影響で出場が困難とのこと

周東も完調ではない様子で、このことが日本ハムの勝機を生む要因になるかもしれない

昨年のCSファイナルステージ第1戦ではソフトバンクに2-5で完敗し、結局3連敗で終戦した

しかし今年は初戦の内容が示す通り、風向きは異なると感じさせるものだった

新庄監督は「明日(第2戦)、明後日(第3戦)には取れたらいいが、そう甘くはない

お互い様でしょう」と発言

選手たちのモチベーションは高く、今後の試合への期待は膨らむばかりである

今回の試合では日本ハムがソフトバンクに接戦を繰り広げたものの、サヨナラ負けという形になり、結果に対する悔しさは残ります。しかし、新庄監督の言葉からは、選手たちが奮闘していることへの期待感が読み取れ、次の試合に向けた希望を感じさせます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球のポストシーズンにおける戦いであり、リーグの優勝チームが日本シリーズ出場をかけて争う大会です。
  • サヨナラ負けとは?:試合の終了時に相手チームに逆転されて敗北することを指し、特にホームチームが最後の攻撃で負ける場合に使われます。
  • 救援陣とは?:先発投手が試合を投げ終えた後にマウンドに上がるピッチャーたちのことを指します。試合後半にピッチングを行う役割です。

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