セ・リーグでは阪神がDeNAに2―0で競り勝ち、パ・リーグではソフトバンクが日本ハムに2―1でサヨナラ勝ちを収めました
これにより、両チームともアドバンテージの1勝を含めて通算2勝としました
阪神2―0DeNA
阪神は六回に森下と小野寺の適時打で2点を先行しました先発の村上は5回無失点と安定した投球を見せ、及川、石井、岩崎と続く救援陣も見事な投球でDeNAの得点を阻止しました
一方、DeNAは七回まで毎回走者を出すも、好機を生かしきれずに試合を終えました
近本三盗 森下決勝打
六回一死二塁の場面で、阪神の近本選手は敵投手の油断を突いて三盗を決めましたこの次の打席で森下選手が中堅に適時打を放ち、近本が生還
これにより先制点を奪うことができました
阪神は続く攻撃でも積極的な走塁を見せ、最終的に2点目を追加しました
鉄壁救援陣 強打封じる
阪神の守備陣は、エース村上が投げ続けた後も及川がピンチをしのぎ、石井、岩崎と続いてDeNAの強力打線を封じ込めました阪神・藤川監督は、この勝利を「チーム全員の力、ファンを含めて、すごくタイガースらしいゲームだった」と評価しました
一方、DeNA・三浦監督は「投手の東はよく粘ったが、打線が最後まで押し切れなかった」と語りました
阪神とソフトバンクのクライマックスシリーズ初戦の勝利は、両チームにとって大きな意味を持つものでした。特に阪神の近本選手の盗塁や、森下選手の適時打は、試合の流れを大きく変える要因となりました。CW連覇を目指す中で、選手の集中力やチームワークが試された場面が多く、今後の試合にも期待がかかります。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球におけるシーズンの総決算的な位置付けで、プレーオフと呼ばれる試合を行い、リーグチャンピオンを決定する大会です。
- 適時打とは?走者が得点するチャンスにおいて、打者がヒットを打つことで得点につながる打撃のことです。
- 救援陣とは?先発投手が試合を投げきれなかった場合に投げるリリーフ投手たちのことで、試合を閉じる役割を果たします。
- 盗塁とは?打者が安打を打った後、次の塁に進むために走る行為で、相手チームが投げるボールを避ける必要があります。

