中日・井上監督がベテラン選手に「自分で調整する時間」を提供

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日ドラゴンズの井上一樹監督(54)は、2025年10月16日にナゴヤ球場で秋季練習を行った際、参加しているベテラン野手6選手に対し、今クールでの全体練習が終了する旨を伝えました

これにより、選手たちは今後、個々の判断で練習を自由に行う方針で進められることになります

集められた選手は、木下拓哉捕手(33)、宇佐見真吾捕手(32)、加藤匠馬捕手(33)、高橋周平内野手(31)、川越誠司外野手(32)、駿太外野手(32)の6人です

井上監督は「選択権があるよという形で伝えた」と明言し、選手たちが自発的に練習に取り組むことを促しています

監督はさらに、「やりたいこともわかっているだろうし、自分が補わなきゃいけないところもわかっているだろう」と選手の自己管理を尊重する姿勢を示しました

今後は選手たちが打撃や守備、ウエートトレーニングなどを自分で考え、自由に練習するスタイルが求められます

井上監督は、現役時代には33歳のシーズンに3年連続で2桁本塁打を達成するなど、中日の主力選手として活躍しました

「オレに言わせれば32、33歳というのは野球選手として一番脂が乗って、これからだというような年齢だ」と話し、ベテラン選手へのさらなる期待を込めています

井上監督がベテラン選手に自己調整の重要性を強調した今回の取り組みは、選手たちの自主性を育てる良い環境作りの一環といえるでしょう。選手各自が自分の必要なトレーニングを選ぶことで、さらなる成長が期待できます。
キーワード解説

  • 秋季練習とは?:プロ野球において、シーズン終了後の選手のトレーニング期間のことを指し、新たなシーズンに向けての準備を行う重要な時間です。
  • 選択権とは?:選手自身が選ぶことができる権利のこと。監督が選手に自由に練習内容を選ばせることで、自己成長を促しています。
  • ウエートトレーニングとは?:筋力を増強するためのトレーニングの一種で、重りを使って体を鍛える方法です。野球選手にとって必須のトレーニングの一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。