巨人・又木鉄平投手がフェニックスリーグで好投、来季の飛躍を誓う

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◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人3―9くふうハヤテ(16日・サンマリン宮崎) 巨人の又木鉄平投手(23歳)が、みやざきフェニックス・リーグの試合で素晴らしいピッチングを披露した

又木は2番手として登板し、5回を3安打無失点という成績を残した

試合は巨人が3対9で敗れたが、又木のパフォーマンスは来季に向けた期待を感じさせるものであった

試合は2対4の3回、又木がマウンドに上がると、いきなり先頭打者を味方の失策で出塁させた

しかし、4番打者の野口泰を遊ゴロに抑え、併殺を取り、その後5番打者・佐倉も投ゴロに仕留めるなど、冷静に打者を料理していった

4回には1死から潮崎に右前安打を許したものの、続く平尾を遊ゴロに抑え、再び併殺を達成して無失点

5回には走者を出しても無失点で切り抜け、6回も同様に走者を背負いながら無失点に抑えるなど、安定したピッチングを続けた

又木は、「真っすぐの勢いと変化球の精度は、常に意識していること

こういう機会で課題を意識しながら試せたことは良かった

」と振り返った

彼の投球の基礎は、速球と変化球をうまく組み合わせることであり、これらを駆使することで打者を抑える能力が求められる

今季の1軍では5試合に登板し、0勝1敗、防御率4.73という成績に終わったが、来季の目標には「プロ初勝利と先発ローテーション定着」を掲げている

「何か決めたことをしっかりやり遂げるメンタルが大事」と意気込む又木は、基本となる軸をしっかり持ち、「まずは1つ勝てる投手を目指したい」と力強く語った

又木鉄平投手のピッチングは、シーズン中の成績とは裏腹に安定感があり、来季の成長に期待が高まります。彼が掲げる目標の達成に向けた意欲は、ファンにとっても心強いものです。
キーワード解説

  • フェニックスリーグとは?フェニックスリーグは、プロ野球の若手選手が出場するオフシーズンのリーグで、チームの新戦力をチェックするための重要な場となる。
  • 併殺とは?併殺は、一度のプレイで攻撃側の二人の走者をアウトにすることを指し、守備側には極めて重要なプレイである。
  • 防御率とは?防御率は、投手が一定のイニングに対して何点失点したかを数字で示す指標で、低いほど投手としての能力が高いことを意味する。

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