今季は連覇と5年ぶりの日本一奪回を目指す中、チームに必要な要素とは何か
オフシーズンにはキャッチャーの甲斐拓也や投手の石川柊太がチームを去ったが、上沢直之や上茶谷大河、浜口遥大など有望な先発候補を確保し、「投手力強化」がテーマとして掲げられた
これにより、相対的に手薄だった先発陣の厚みが増し、来季へ向けて盤石な体制が整った
評論家の加藤伸一氏は、復活を期待している2人の投手を名指しした
期待される投手たち
東浜巨投手の挑戦
まず1人目は、来季で13年目を迎える東浜巨投手(34歳)2024シーズンは夏場に調子を崩し、11試合に登板した結果、3勝2敗、防御率3.38という数字に終わった
加藤氏は「選手生命をかけてでも復活しないといけない
いろいろ経験して、いい年齢
まだまだ老け込む年齢ではない」と期待を寄せている
武田翔太投手の復活を期待
2人目は武田翔太投手(31歳)彼は昨年4月にトミー・ジョン手術を受け、プロ13年目にして初めて登板機会を失った
2023年は救援起用が中心となったが、直近3年での勝ち星は3つという厳しい現実がある
加藤氏は「ケガが多かったが、そろそろチームに貢献しないといけない
もう一花咲かせられると思う
このまま終わるのは残念」と奮起を期待した
復活を遂げるためには「技術どうのではない
ものの考え方、やらなきゃいけない気持ち」が重要だという金言を授けた加藤氏
東浜は「今年は野球人生の大きな分岐点になる」と語り、武田もアメリカでの鍛錬を重ねており、その覚悟が感じられる
彼らはかつて加藤氏がホークスで投手コーチを務めていた際にドラフト1位で入団した投手であり、恩師の期待に応えられれば、ソフトバンクの投手陣は「無双状態」となる可能性がある
ソフトバンクの投手陣は、復活を目指す2投手の存在が話題となっている。特に、経験豊富な二人の投手が恩師の期待に応えられれば、チーム全体が大きく成長する可能性があるだろう。次シーズンの彼らのパフォーマンスに大いに期待したい。
ネットの反応
コメントの内容からは、ソフトバンクの選手である武田和正選手と東浜巨選手に対する期待と不安が交錯している様子が伺えます
多くのコメントが、両選手が契約の最終年を迎えたことに焦点を当てており、これが彼らにとって重要なシーズンであることを強調しています
特に武田選手については、トミージョン手術からの復帰の可能性について前向きな意見が見受けられ、31歳という年齢で経験も豊富なため、十分な戦力としての期待が寄せられています
一方で、過去の実績や昨年の出場状況を考慮した場合、先発ローテーションに入る難しさや、若手選手の台頭による競争の厳しさを懸念する声も多いです
これに対して、東浜選手は年齢や昨シーズンの成績から厳しい状況にあると感じる人も多く、復活のための鍵は捕手との関係性やリードによるものだという意見もありました
また、競争が激化する中で、武田選手には登板機会が限られる可能性があり、そのためには結果を残す必要性があることが強調されています
全体として、両選手に対する期待とともに、現実の厳しさを受け止めなければならないとの心理が透けて見えます
ネットコメントを一部抜粋
武田は投げてない期間が長く手術明けで難しい
両投手揃って契約最終年。ダメなら引退か戦力外通告。
トミージョン手術が昨年4月ということは、その前後の年に成績を残せなかったのは分かる。
故障なく年俸通り、いやそれ以上に活躍してほしい
東浜も武田も、怪我していないのであればあとは考え方でしょうね。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?肩や肘の靭帯を再建する手術。復帰までには長いリハビリが必要。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標の一つで、ある特定の試合数に対する得点の平均を表す。

