阪神の主砲・佐藤輝明がCSで圧巻の活躍、チームを勝利へ導く

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<セ・CSファイナルステージ:阪神5-3DeNA>◇第2戦◇16日◇甲子園 阪神タイガースの主砲、佐藤輝明選手(26)は、クライマックスシリーズ(CS)で見事なパフォーマンスを披露した

8回裏、1点を追う状況で1死一二塁の場面、DeNAの4番手投手である伊勢選手が投じた初球の132キロフォークボールを打ち返し、打球は一二塁間を抜けた

この一打で二走の近本選手が同点のホームインを果たし、虎党で埋め尽くされた甲子園スタジアムは歓喜の声に包まれた

「良かったです

(狙いは)言えないですけど、しっかり1球でね

いいバッティングできたと思います」と佐藤選手は試合後に自信をのぞかせた

彼は初回にも先制点を挙げるためのラッキーな一打を記録しており、CSで初の3安打猛打賞を達成した

前日の試合を含めて、彼は8打数4安打2打点、打率5割という驚異的な成績を残している

昨年のCSでは通算13試合で打率が1割6分3厘と苦戦していた佐藤選手だが、今年は40本塁打、102打点で、初の本塁打王と打点王のタイトルを獲得した

1年前とは一味違う姿を見せ、勝負所での強さを発揮している

その間には、2025年のシーズン最終戦から実戦から12日間隔を空ける期間もあった

台風の影響でオフシーズンの練習を転機に変え、甲子園でのシート打撃で150キロの直球をバックスクリーンに運ぶ好調を維持した

また、守備にも光るプレーを見せた

8回には1死二・三塁のピンチで、山本選手の三ゴロを素早く処理し、三走を封殺

試合の流れをチームにとって有利な方向に導く重要な役割を果たした

中日から現役引退を表明した中田翔選手(36)も試合中継でゲスト解説し、「スター性というか"持っています"ね」と赞えた

次戦で阪神は、今季対戦成績が防御率0.85と相性が悪いDeNAの先発・ケイ選手を迎える

佐藤選手は今季打率が2割5分とあまり自信を持てる数字ではなく、今後の勝負の先陣を切ることになる

佐藤輝明選手の活躍は、彼自身の成長を示すものであり、昨年の苦戦とは打って変わって見事なパフォーマンスを見せています。特に重要な局面での打撃が印象的で、チーム全体の士気も高めていることが感じられます。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?:プロ野球におけるポストシーズンのプレーオフで、優勝を目指すための重要な戦いです。
  • フォークボールとは?:投手が投げる変化球の一つで、落ちる軌道でバッターを惑わせる球種です。
  • サヨナラ打とは?:同点の状況から、勝ち越し点を挙げる打撃のことで、試合に勝利をもたらす瞬間です。

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