阪神、延長十回でサヨナラ勝ち!森下翔太の劇的本塁打が決め手に
(JERA クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ、阪神5x-3DeNA=延長十回、第2戦、阪神3勝、16日、甲子園)リーグ王者の阪神タイガースがリーグ2位の横浜DeNAベイスターズに5-3でサヨナラ勝ちを収めた試合は延長十回、無死一塁から森下翔太外野手(25)が放った左中間へのサヨナラ2点本塁打で決着した
これにより阪神はアドバンテージを含めて3勝0敗とし、17日の第3戦に勝つか引き分けることで2年ぶりの日本シリーズ進出が確定する
劇的な勝利の瞬間
試合は午後10時29分に終了森下のプロ初のサヨナラ本塁打は、深夜の球場に歓声を響かせた
試合は長引き、降雨による47分間の中断もあった中での4時間28分に及ぶロングゲームとなった
繋がる攻撃と守備の重要性
延長十回の先頭打者中野が出塁した後、森下は「とにかくチャンスを広げ、球場と一体になりながら攻撃をしたい」との強い意気込みで打席に立ったそして初球の外角スライダーを捉え、観客の期待に応える一打を放つ
打球は観客の祈るような視線を受けながらフェンスを越え、劇的なサヨナラ勝ちをもたらした
連日のヒーローとしての役割
森下はこの試合でも前回同様に大きな貢献を果たした一回には二塁打を放ち、六回には左前打、八回には四球でチャンスを広げ、守備でも本塁突入を防ぐ鉄壁の送球を見せた
「プレーをしている人間がやるしか、チームが勝つことはできない」と語る森下の姿勢が、勝利を引き寄せた
監督の称賛とチームの士気
試合後、藤川監督は「森下がすごいですね言葉がない」と称賛の言葉を贈った
また、勝利を重ねる中でチーム全体に流れる好調な雰囲気が日本シリーズ進出の期待感をより一層高めている
この記事では、阪神タイガースがクライマックスシリーズでの劇的なサヨナラ勝利を勝ち取ったことが伝えられています。森下選手のサヨナラ本塁打が決定的な役割を果たし、チーム全体の士気を高めている様子が印象的でした。これで日本シリーズ進出が現実味を帯びてきたことで、ファンや選手の期待が高まっています。
キーワード解説
- サヨナラ本塁打とは?試合が同点で終わり、延長戦になったときに、最後の打者が本塁打を打って試合を決めることです。
- クライマックスシリーズとは? 日本のプロ野球で行われる playoff(プレイオフ)のことで、各リーグの上位チームが日本一を争う大会です。
- アドバンテージとは? プレイオフにおいて、レギュラーシーズンの成績により試合数の有利さを持つことを指します。

