西岡氏は、2010年にロッテが日本一になる際に大きく貢献し、その後2011年からメジャーリーグのツインズ、さらに2013年から2018年まで阪神でプレーしました
彼の背番号は後日発表される予定です
今回の発表に伴い、1軍打撃部門は栗原健太コーチとの2人体制で運営されることになります
これにより、大塚明1軍チーフ打撃コーチ兼走塁コーチは今季限りでの退団を申し入れ、これを受理したことも明らかになっています
西岡氏のコメント
西岡氏は「このたび、チーフ打撃コーチ兼走塁コーチを務めさせていただくことになりました現役時代に育てていただいたこのチームで再びユニフォームを着てグラウンドに立てることを心から光栄に思います」と述べ、母校での指導に対する強い意気込みを示しました
また「サブロー監督とは同じ時代を戦い抜いてきた仲間であり、心から信頼する指導者です
そのサブロー監督が目指す“選手が主役のチームづくり”に、自分のすべてを注ぎたいと思います」と、指導方針についても言及しました
打撃指導のスタンス
打撃の指導において、西岡氏は「打撃は形ではなく『タイミング』です」とし、選手それぞれの感性を引き出すことを大切にすると語りました「自分のタイミング、自分のリズム、自分の“間”を掴めるかどうかが結果を左右します
その感性を信じ、自分のスイングに責任を持てる選手を育てていきたいと思っています」と強調しました
メンタル面の重要性
さらにメンタル面でも「選手が“自分で考え、自分の感覚を言語化できる”ようになることを目指します」とし、コーチが指示を与えるのではなく、選手自身が答えを見つけられる環境作りを重視する意向を示しました走塁へのアプローチ
走塁についても同様に、「塁上で何パターンも予測できる野球IQを高め感覚を研ぎ澄ませば、数字には表れない一瞬の差が勝負を決めます」と説明しました「野球は頭と体、そして心のバランスがすべてです
自分を信じてプレーできるチームこそ、本当に強いチームだと思います」と語〝るなど、総合的なアプローチを重要視しています
最後に「ファンの皆さん、マリーンズらしい“人間味ある野球”を、ここからもう一度作っていきます」と結び、ロッテへの思いも伝えました
「今回、このような形でチームから声をかけていただいたことに、心から感謝しています」とするインタビューからは、選手たちの成長を支える強い意志が感じられます
西岡剛氏の就任は、ロッテにとって大きなプラスとなるでしょう。彼の経験や考え方が、選手たちに新たな刺激を与え、チーム全体の士気を高めることが期待されます。特に選手各自が自身の感性を信じられるようになることは重要です。これからのロッテの変革に注目です。
キーワード解説
- チーフ打撃コーチとは?
- 野球IQとは?
- タイミングとは?
- 走塁とは?

