DeNA・アンソニー・ケイ、阪神戦での苦戦と解説者の見解

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2025年10月17日、大阪で行われた『2025JERAクライマックスシリーズセ 阪神-DeNA』において、横浜DeNAベイスターズのアンソニー・ケイ投手が阪神タイガース相手に苦戦を強いられた

この試合はMBSラジオ制作でニッポン放送でも放送され、解説を務めたのは元プロ野球選手の福留孝介氏である

福留氏は試合中、ケイの投球内容について言及し、詳しい分析を行った

試合の要点

ケイ投手は今季、阪神戦において8試合に登板し、53回を投げ防御率は驚異の0.85を記録

その中でも甲子園でのピッチングは特に安定しており、3試合で19回を投げ、防御率1.42を誇っていたが、この日の試合では全く異なる結果となった

投球の内容

試合に入ると、初回から不安定なピッチングが目立ち、先頭打者の近本光司にヒットを打たれると、続く森下翔太には死球を与え、佐藤輝明にはスライダーをホームランとして運ばれてしまった

このプレーにより試合はあっという間に0-3とリードを許す展開となった

結果報告

ケイは結局4回2/3を投げて75球を投じ、5被安打、4失点という結果に終わった

福留氏は、ケイが変化球をうまくコントロールできておらず、カウントが不利に進んでいく様子を指摘した

福留氏の分析
福留氏はケイの投球スタイルに触れ、「今日は入り球の変化球、特にチェンジアップが全てボールになってしまい、カウントを苦しくしてしまった」と解説

また、特に『右打者へのインサイドのカットボール』が効果的に投げられていなかった点についても言及し、「左打者たちは打撃が容易に感じていたのではないか」と述べた

今回の試合では、ケイ投手がいつも通りの安定感を発揮できず、結果としてチームにマイナスの影響を与えてしまった。福留氏の解説からも、ケイが抱えていた問題点が明らかになり、今後を考える上で何が必要かを示唆している。
キーワード解説

  • 防御率とは?投手の成績を表す指標で、失点した回数に対する投球回数の比率を示し、低い数値が望ましい。
  • スライダーとは?野球の変化球の一種で、横に曲がる球を投げる技術。打者にとっては狙いを定めるのが難しくなる。

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