広島・栗林良吏投手が先発転向、新たな挑戦がスタート

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広島東洋カープの栗林良吏投手(29)が、2026年シーズンから先発投手に転向することが確定した

新井貴浩監督(48)が10月17日にこの方針を明言し、栗林の新たなキャリアの一歩が始まる

これまでのキャリアと転向理由

栗林は今シーズン、55試合に登板し、10セーブ、23ホールドを記録した

ホールドは、リリーフ投手が試合の勝利に寄与する重要な役割で、ある場面で投げてチームのリードを守ることを意味する

この成功を受けて、新井監督は栗林に先発転向を提案したという

先発投手としての新たな挑戦

栗林はこれまでリリーフ専任で、抑えやセットアッパーとして活躍してきた

新井監督は先発投手としての経験を通じて、栗林に「投球の幅を広げてほしい」と期待を寄せている

特に、先発投手は長いイニングを投げることが求められるため、栗林には新たな投球スタイルが必要となる

フィジカル面の考慮

新井監督は、栗林のフィジカル面にも配慮したと言及している

「夏場以降は森浦が抑えに定着したことで出番が流動的になり、準備が増えた

その負担は大きかったと思う」と指摘し、先発投手としての挑戦は栗林に新たな負担の軽減をもたらす可能性もある

期待と展望
栗林は入団以来、安定したパフォーマンスをもっている

2021年には新人ながら37セーブを挙げ、東京オリンピックで胴上げ投手に輝くなど、実績を積み重ねてきた

新井監督は「彼には先発としての資質が備わっており、期待している」とコメントしている

守護神から先発転向の選手たち

選手名 チーム 主な成績
山口俊 横浜 最多勝(2019年)、34セーブ(2011年)
松井裕樹 楽天 再度リリーフ復帰(2021年)
平良海馬 西武 最多セーブ(2025年)
栗林選手の先発転向は、彼のキャリアに新たな挑戦をもたらすことが期待されます。リリーフ専門ではなくなることで、投球スタイルの幅が広がり、成長が促されるでしょう。これによって、広島カープの先発陣がさらに強化されることが期待されます。
キーワード解説

  • リリーフとは?リリーフは、試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことを指し、主に試合を締めくくる役割を果たします。
  • フォークとは?フォークは、ボールが落ちる軌道を持つ変化球で、打者にとっては非常に打ちにくい球種の一つです。
  • クローザーとは?クローザーは、試合の終盤に登板し、特に勝利を確実にするための役割を持つリリーフ投手を指します。

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