オリックス・宮城大弥が腰の肉離れからの復帰を誓う

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オリックス・バファローズの左腕、宮城大弥投手(23)は10月17日、大阪市内の球団施設を訪れ、トレーニングを行った

宮城は、2023年シーズンにおいて2年連続の開幕投手を務め、自己最多の150回1/3を投げて7勝3敗という成績を残したものの、シーズン中に計5度も登録を抹消される厳しい状況に直面した

特に、7月には腰の肉離れを報告し、その影響でパフォーマンスに苦しみながらも全力を尽くした

彼は「もう悔しいシーズンだなと

それだけです」と語り、自己の成績に納得がいかない様子を見せた

シーズンは順調なスタートを切ったものの、7月18日のロッテ戦での登板後、体調不良を訴え登録抹消されることとなった

腰への負担を考慮しながらのマウンドだったため、彼自身も「移動とかのしんどさもあった」と明かした

腰のけがと闘いながらも、今季は23試合に登板し自己最多の165三振を記録するなどの成長を見せた

しかし、日本ハムとのクライマックスシリーズでは、ファーストステージ第2戦でわずか3回5安打3失点に留まり、チームも敗退する結果となった

宮城は「今オフは腰の治療に専念する」とし、「最初にやるべきこと

最短でしっかり治せるように」とも語った

腰の影響で、11月の侍ジャパン強化試合への出場も辞退せざるを得なかったが、来季に向けての意気込みは強い

「無難に一年を通してしっかりやりたい

うまくやりながら来季に向けて調整できたらいい」と目標を掲げた

宮城は昨年も左胸の怪我に苦しむなど、これで2年連続の故障を経験した

彼の復帰によって新たな姿を見せることが期待される

宮城投手は今年のシーズンを悔しさを抱えながら終えましたが、オフに腰の治療に専念することでさらなる成長が期待されます。健康体でフル回転する姿を見たいと思います。
キーワード解説

  • 肉離れとは?筋肉が急激に伸びたり収縮したりした場合に起こるけがで、痛みや腫れが生じることがあります。
  • 防御率とは?ピッチャーが自分の投球によって相手チームが得点する確率を示す指標です。数値が低いほど優秀なピッチャーとされます。

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