中山選手はこの試合で「３番・右翼」としてスタメン出場し、重要な先制点を決める適時二塁打を放った
試合は両チーム無得点の初回、1死一塁という場面から始まった
中山選手は、日本ハムの大型左腕ピッチャー、藤田琉の外角直球を完璧に打ち返し、左中間を破る打球を放った
これにより、一塁走者の浅野選手が生還し、先制点を挙げた
このヒットは、彼にとって今季3試合連続の安打となり、重要な役割を果たした
中山選手は、5年目の今季から外野に挑戦し、自己最多の103試合出場を記録している
打撃成績は、打率2割6分5厘、7本塁打、32打点をマーク
特に注目すべきは、12日のクライマックスシリーズ第1ステージ・DeNA戦での3ランホームランで、これが彼の実力を改めて証明する一打となった
シーズン終了後、中山選手は自己成長を目指し、16日からみやざきフェニックス・リーグに志願して参加している
彼はこの大会を通じて打撃フォームを改良し、さらなる進化を遂げようと試行錯誤を重ねている
自らの成長を求める強い意欲を持ち、「同じことをやっていても同じような結果にはならない」と語り、レベルアップのための具体的なプランを持っていることを強調していた
中山礼都選手のフェニックス・リーグでの活躍は、彼の成長意欲とポジション変更による成果が見える一方で、今後のリーグ戦でのプレーの質をどう向上させるか注目される。彼の姿勢からは、強い向上心と自発的な練習の重要性が感じられる。
キーワード解説
- フェニックス・リーグとは？：日本のプロ野球で選手の育成や試合経験を目的としたリーグで、若手や復帰を狙う選手が出場する。
- 打率とは？：選手が打撃を行った際のヒット数を打席数で割った数値で、選手の打撃の成功率を示す重要な指標。
- 本塁打とは？：バッターが打球を打ち、ボールが外野フェンスを越えて地面に落ちることなく一周することを指し、特に価値が高い得点手段。
