智弁学園の杉本真滉、秋季近畿大会での逆転劇に貢献

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◆秋季近畿地区大会▽1回戦 智弁学園8―6近大付(18日・さとやくスタジアム) 来春の選抜高等学校野球大会(通称:センバツ)に向けた重要な参考資料となる秋季近畿大会が開幕した

智弁学園(奈良1位)は、近大付(大阪2位)との対戦で、5点差を逆転し、勝利を収めた

この試合で注目されたのは、来秋のドラフト候補である最速147キロの左腕、杉本真滉(2年)だ

彼は178球を投じ、15奪三振という圧巻のパフォーマンスを見せ、9回を完投しての勝利に貢献した

この勝利により、智弁学園は3季ぶりの甲子園出場に近づくこととなった

試合の流れは一時、杉本にとって厳しいものだった

彼は初回から3回までに6失点を喫し、苦境に立たされたが、その後の4回以降は見事に調子を取り戻し、無失点で抑え込む

試合後、杉本は「自分は抑えられるという勘違い、もう一度、自分の実力を確かめられた」と振り返った

試合は2回裏、智弁学園が0-0の状態で2死満塁を迎えたところから始まった

不運な守備妨害やエラーが重なり、近大付に一挙5点を失った

しかし、冷静なプレーを取り戻すことができ、特に指導者の小坂将商監督が「冷静になれ」と声をかけたことが大きな転機となった

4回以降は調子を上げ、計15奪三振を記録

高卒でのプロ入りを目指す杉本は、試練を乗り越えて上昇気流に乗った

選手プロフィール

名前 杉本真滉
生年月日 2008年7月8日
出身地 兵庫県
身長/体重 175cm/80kg
投打 左投左打
智弁学園の杉本選手の成長ぶりは、エースとしての責任感や冷静さを持ち合わせた結果が見えました。特に初回の失点後、いかに立ち直るかが勝利の鍵であり、その過程で精神的な成長を遂げたことが印象的です。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球選手を目指す高校生が選ばれるシステムで、球団が選手を指名することです。
  • 奪三振とは?投手が打者を三振に仕留めることで、打者にとってはアウトの一つがカウントされます。

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