狭山西武ボーイズ(埼玉西)は志村ボーイズ(東京東)を5-3で下し、準決勝進出を決めた
大会は2年生以下の新チームで臨むもので、19日に須賀川・牡丹台野球場にて準決勝と決勝が実施される
狭山西武ボーイズの快投
この日の試合では、狭山西武の投手・高橋隼太(2年)が際立ったパフォーマンスを見せた高橋はMAX135キロを記録し、初回に2点を失ったものの、以降は4者連続三振を奪う力投
最終的には80球で10奪三振を達成し、与えた安打は全て単打という好成績を収めた
高橋の投球スタイル
高橋の投球では直球で内角を突く戦略を取り入れ、スライダーによる三振も多数元巨人・福井敬治監督も「ウチのエースですから」と高く評価しており、背番号1の選手としての責任感を示している
打線が奮起する
打線も試合の後半に調子を上げ、7回に同点となった後に2点を勝ち越した3番の工藤未來主将(2年)は、侍ジャパンU15日本代表に選出された逸材であり、この日も勝負所での右越え三塁打を記録
相手投手の傾向を捉え、適応する姿勢がチームを盛り上げた
大会の行方
準決勝では狭山西武ボーイズと連覇を目指す松戸中央ボーイズ(千葉)、そして東京城南ボーイズ(東京東)と新進気鋭の多摩川ボーイズ(東京西)というチームが対戦予定だ優勝候補が揃う中、狭山西武ボーイズのさらなる活躍が期待される
狭山西武ボーイズの活躍には目を見張るものがあります。特に高橋選手の投球は、若手選手にとっても見本となるプレーであり、今後の成長が楽しみです。チーム全体の士気も高く、準決勝での戦いに期待が寄せられます。
キーワード解説
- MAX135キロとは?:投手が投げることのできるボールの最速速度を示しています。135キロはジュニア世代として非常に優れたスピードです。
- 奪三振とは?:打者が三振に終わることを指します。投手にとっては、自らの力でアウトを取ることができる旨味のある結果です。
- 内角とは?:打者から見て身体に近い位置のストライクゾーンを指します。投手が内角を突くことで打者の反応を鈍らせます。
- スライダーとは?:投手の投球の一種で、ボールが進む途中で横に変化する投球です。打者にとっては判断が難しい球種とされています。

