現在の対戦成績は3勝2敗で、ソフトバンクはあと1勝、もしくは引き分けることで2年連続となる日本シリーズ進出が決まる
クライマックスシリーズは、リーグ優勝チームに与えられるアドバンテージがあることが特徴で、今回のシリーズでもリーグ1位のソフトバンクは1勝のアドバンテージを持っている
このシリーズは2008年から開始され、セ・パ両リーグで計23回実施されてきた
昨年までのデータを振り返ると、初戦及び第2戦にリーグ優勝チームが2連勝した場合、これまでに3勝0敗でシリーズを制したケースがある
しかしながら、第4戦で敗戦し2連敗を喫したのは今回が初めてとなる
第4戦の展開を振り返ると、初回には中村の適時三塁打でソフトバンクが先制
しかし、3回には先発投手・大関が山縣に同点の適時三塁打を打たれ、その後もレイエスに3号2ランを浴びるなど不安定な投球が続いた
その結果、大関は2回1/3を投げて4失点で降板せざるを得なかった
救援陣も効果的なリリーフができず、追加点を許し、リードを広げられた
一方、打線も3回には野村が2号ソロを放ち、5回には柳町が適時打を放ったが、栗原が4打数無安打3三振とブレーキとなり、思うような得点を奪えなかった
スターティングメンバー
【ソフトバンク】
| 打順 | 選手 | ポジション |
|---|---|---|
| 1 | 野村 | ショート |
| 2 | 周東 | センター |
| 3 | 柳町 | ライト |
| 4 | 柳田 | レフト |
| 5 | 正木 | DH |
| 6 | 栗原 | サード |
| 7 | 山川 | ファースト |
| 8 | 海野 | キャッチャー |
| 9 | 牧原大 | セカンド |
【日本ハム】
| 打順 | 選手 | ポジション |
|---|---|---|
| 1 | 水谷 | レフト |
| 2 | 山縣 | ショート |
| 3 | レイエス | DH |
| 4 | 郡司 | サード |
| 5 | 清宮幸 | ファースト |
| 6 | 田宮 | キャッチャー |
| 7 | 万波 | ライト |
| 8 | 矢澤 | センター |
| 9 | 水野 | セカンド |
一方、日本ハムの先発は古林睿煬(25)で、今季は7試合に登板し2勝2敗、防御率3.62である
特に古林は、5月にソフトバンク戦で来日初勝利を挙げた実績もあり、注目されている
ソフトバンクと日本ハムの接戦は、スポーツファンにとって非常に興味深い展開を迎えています。2連勝から2連敗という波乱もあり、この試合の重要性がますます高まります。特に、栗原選手の調子が今後の鍵を握りそうです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?シーズンの終盤に行われるプレーオフのことで、リーグチャンピオンチームと、それに続くチームで争います。
- アドバンテージとは?リーグ優勝チームがCSで持つ一勝の有利さを示すもので、シーズン中の成績に基づき与えられます。

