パ・リーグ王者ソフトバンク、クライマックスシリーズで苦戦中

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(19日、プロ野球クライマックスシリーズ最終ステージ 福岡ソフトバンクホークス1-7北海道日本ハムファイターズ) 福岡ソフトバンクホークスが、クライマックスシリーズの最終ステージで北海道日本ハムファイターズに大敗を喫した

2連勝からの3連敗という厳しい状況に直面している

試合後、小久保裕紀監督は「明日がパ・リーグの今年最後の試合

今年戦った一騎打ちのチームとやりきって、勝てば日本シリーズ、負ければシーズン終了

わかりやすい

やるだけです」と語り、チームの気持ちを引き締めた

日本ハムの打線の勢いを考慮すれば、4回表までに3失点を許すのは予想ができたが、ソフトバンクの打線が活発に機能しなかった

特に六回までスコアボードに「0」が並び、打線の奮起が望まれたが、七回に山川のソロホームランでやっと1点を返すのが精いっぱいだった

試合の初回、周東が四球で出塁し、二盗を決めた後、3番の柳町が右飛に倒れ、続く柳田は157キロの高めに空振り三振を喫したことで、相手投手に余裕を与えてしまった

この試合前に村上打撃コーチは「日本ハム投手陣にうまく攻められている

打線をつなげる必要がある」と語っていたが、その対策が実行されることはなかった

先発の大津亮介が四回途中で3失点し、救援陣も失点を重ねたため、投打ともに好材料が見当たらない厳しい状況が続いている

昨年の日本シリーズで経験した苦い思い出が、選手たちに重くのしかかる

伴・メンタルパフォーマンスコーチは、「このチームの強さは経験であり、ベテラン勢が集中力を持っている」と分析している

果たして、昨年の教訓を生かし、チームは大一番でその真価を発揮することができるのか

今後の試合に注目が集まる

ソフトバンクのクライマックスシリーズでの苦戦は、昨年の日本シリーズでの4連敗を思い起こさせる。不安定な投手陣や打線の不調が影響し、選手たちのメンタル面にも影響が出ている。勝利に向けてどのように立て直すかが今後の鍵だろう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球で行われる、年間チャンピオンを決定するための特別なトーナメント形式の大会です。
  • 打線とは?野球において、攻撃時にバッターにより成り立つチームの攻撃力を指します。打線が強いチームは得点が多くなります。
  • ホームランとは?バッターがボールを打って直接外野フェンスを越すことを指し、その結果として得られる得点を大きく増やすプレーです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。