新たに整備されたファーム球場「ジャイアンツタウンスタジアム」にて、非公開で試験的な形で行われたこのイベントは、3月1日に正式オープンを控えている
新人選手たちは、初めてこの新しい環境で練習をすることに対し、期待と緊張感を持って臨んだ
特に、北星学園大附属高からドラフト4位で入団した石田充冴投手は、「最初はすごい緊張したんですけど、途中からはすごく楽しかったです」と練習を振り返った
また、東海大学静岡キャンパスからドラフト5位で入団した宮原駿介投手も「この球場を初めて自分たちが使わせていただけるということですごくありがたかった」とし、特に多くの首脳陣が見守る中での練習に緊張感を感じたと語る
さらに、渡辺監督からは新人選手たちに対して「一日一日を大切にしてやること
自分自身がやらなかったら野球ができなくなる
この球場でレギュラーをとることが目的じゃない、東京ドームで出ることが目的だよ」との激励の言葉が送られた
この言葉に触発され、石田投手は「1日も無駄な日をつくってはいけないと再認識できました」と述べ、宮原投手も「まずはキャンプ・開幕から1軍でスタートできるように準備したい」と、強い意気込みを見せた
巨人の新人合同自主トレが開催され、選手たちが新しい球場で練習する姿に注目が集まりました。特に、首脳陣からの激励や経験が選手たちに与える影響は大きく、今後の成長に期待が高まります。技術だけでなく、心構えやチームの一員としての自覚も育まれる大切な機会となっています。
キーワード解説
- 自主トレとは？選手がシーズン前に自発的に行う練習のことです。通常、一緒に練習を行う仲間やコーチとともに、技術を磨くための重要な時間となります。
- ファーム球場とは？プロ野球チームが選手育成のために設けた専用の練習場です。主に育成選手や若手選手が練習を行い、実戦経験を積む場となります。
- ドラフトとは？プロ野球の選手を特定のチームが指名する制度です。選手たちは大学や高校からチームに入り、プロ選手としてのキャリアをスタートさせる機会を得ます。
