日本ハム、CSファイナルステージでソフトバンクを圧倒し3連勝 - 若手選手の活躍が光る
<パ・CSファイナルステージ:ソフトバンク1-7日本ハム>◇第5戦◇19日◇みずほペイペイドーム 日本ハムの新庄剛志監督(53)が就任以降、特に強化に力を入れてきた2000年生まれの“ミレニアム世代”の選手たちが、この日の試合で一際目立つ活躍を見せました田宮裕涼捕手(25)は、同い年の先発投手である古林睿煬(25)をしっかりとリードし、打席でも4回に左犠飛、5回にはスクイズを決めるなど、計2打点をたたき出しました
ミレニアム世代の活躍
試合では、田宮の他にも矢沢宏太投手(25)が1安打1打点、万波中正外野手(25)は2安打、水谷瞬外野手(24)は1安打1得点の活躍を見せましたこの若手選手たちの力が結集し、日本ハムは勝利を引き寄せました
田宮選手のスクイズプレー
5回に清宮幸の適時二塁打でリードを広げた後、1死二、三塁の場面で田宮選手がスクイズに挑戦最初の球はファウルに終わったものの、次の球で投前に転がし6点目を追加しました
田宮選手は「このシリーズはチャンスで打てていなかったので、まず打点を挙げられて良かった」と話しています
ピッチャーのリードと戦略
守備面でも田宮選手は大きな役割を果たしました約4ヶ月ぶりの先発となる古林投手をリードし、4回2/3を無失点に抑えました
「(古林は)短いイニングと言われていたので、いろんなボールを使うことにより、相手に的を絞らせないようにしました」と、戦略について語りました
この“ミレニアム世代”は、新庄監督が22年の就任1年目から強化に注力してきた選手たちです
その影響は徐々に実を結びつつあり、各選手がさらなる成長を見せています
田宮選手は「同級生が活躍すると、僕もしっかりと活躍しなきゃという気持ちがある
いい刺激になっている」と述べており、若手選手同士の相乗効果も感じられます
これで日本ハムは王者ソフトバンク相手に3連勝を収め、日本シリーズ進出に大きく前進しました
田宮選手は「もう勝つだけ
全力を出し切るだけ」と意気込みを見せ、さらなる勝利を目指します
今回の試合では、日本ハムの若手選手が中心となり見事な勝利を収めました。スクイズやリードにおける戦略が奏功し、選手たちの成長が試合に大きな影響を与えたことが印象的です。特に田宮選手の活躍は、今後の彼のキャリアにとっても重要な意味を持つでしょう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球のプレーオフ制度で、日本シリーズ進出をかけた戦いを行う大会です。
- スクイズとは?:走者がホームに走る際に、打者がバントをしてボールを転がし、走者が得点するための戦略的プレーです。
- ミレニアム世代とは?:2000年以降に生まれた選手たちを指し、特に2020年代から活躍が期待される世代のことを言います。

