ソフトバンク、クライマックスシリーズ第5戦で日本ハムに敗北

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(パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ、ソフトバンク1-7日本ハム、第5戦、3勝3敗、19日、みずほペイペイドーム)ソフトバンク・王貞治会長は、みずほペイペイドーム内の通路を静かに歩きながら宿敵日本ハムとの敗戦を顧みた

「しようがない

きょうは向こうのいい面が出て、うちの悪いところが出た

守りのミスもあったからね」と悔しさを滲ませる

試合では、四回に日本ハムが3点を奪い主導権を握り、ソフトバンクの打線は反撃の機会をつかむことができなかった

特に、六回には山川のダブルエラーが絡み、さらなる追加点を許してしまった

この試合では対戦相手の勢いに圧倒されてしまい、山川のソロ本塁打でようやく完封負けを避けるのが精いっぱいだった

王会長は、今季を通じてリーグ優勝を争った日本ハムの勢いに丸ごと飲まれてしまった形だ

レギュラーシーズンと同様、CS(クライマックスシリーズ)でも、王会長は本拠地での試合前に一塁ベンチに座り、打撃練習を一球一球注意深くチェックする姿が見られている

試合前に選手たちに激励の言葉をかけるのも、監督時代から変わらぬ姿勢だ

最終戦は勝利か引き分けで大舞台への切符が得られるため、王会長は「あしたはコイン投げみたいなものだから、あした、あした」と選手たちを鼓舞している

93年から1998年まで監督を務めた際の、2003年の日本シリーズで阪神を相手に繰り広げた4勝3敗の激闘を思い起こさせる挑戦が待ち受けている

今回のソフトバンクの敗北は、チームの守備ミスが響き、強豪の日本ハムにペースを握られてしまった印象です。王貞治会長の変わらぬ熱意や選手たちへのサポートが大舞台でどのような影響を与えるか、次戦が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?
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