巨人のフォスター・グリフィン投手、MLB復帰へ向けて準備中

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 読売ジャイアンツのフォスター・グリフィン投手(30)が、メジャーリーグベースボール(MLB)への復帰が近いことが、米「ニューヨーク・ポスト」紙の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏のSNS「X」(旧ツイッター)で伝えられた

ヘイマン氏によれば、グリフィンは巨人での3年間において素晴らしい成績を残しており、防御率は2.57、WHIP(イニングあたりの被安打と与四球の合計)は1.03、1イニングあたり平均して1個の奪三振を記録したという

 グリフィン投手は2023年にジャイアンツに加入し、3年連続で各シーズン6勝をマーク

その結果、3年間通算で18勝10敗、防御率2.57を達成

さらに315回3分の2を投げ、318三振を奪った

今シーズンは14登板で6勝1敗、防御率1.62と、質の高い成績を示していた

しかし、8月2日の横浜DeNAベイスターズとの試合で初めての黒星を迎えた後、右膝の痛みで全米リーグを務めていたが、9月27日の同じ相手との試合で復帰するも、2回で4失点という結果に終わった

 彼は日本のクライマックスシリーズ(CS)を前に、右膝の治療に専念するため帰国したことがチームから発表された

グリフィンは巨人に加入する前に、2020年から2022年にかけてカンザスシティ・ロイヤルズおよびトロント・ブルージェイズに在籍し、7試合に登板

そのうち先発登板はなかったものの、初登板で勝利投手になっている

 近年、巨人でプレーした後にメジャーリーグで成功を収めた選手には、マイコラス(現セントルイス・カーディナルス)やガルシア(現テキサス・レンジャーズ)などがいる

特にマイコラスは、巨人で3年間プレーした後、メジャーに復帰した2018年には最多勝を獲得

ガルシアは巨人在籍中に4試合のみの出場だったが、2023年には39本塁打を記録し、大谷翔平と本塁打王を争った

今回のグリフィン投手のMLB復帰に向けた動きは、彼のこれまでの成績からも注目される。巨人での実績が、メジャーでの成功へとつながる可能性が高く、多くのファンが期待している。左腕として素晴らしいパフォーマンスを見せた彼が、再び米国での舞台に立つ姿を楽しみにしたい。
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