大盛選手は今秋のテーマを「狙った球を打つこと」とし、特に変化球への対応力を向上させることを目指して日々の練習に励んでいる
現在行われている秋季練習は、10日から始まり、第3クール目に突入している
この日、参加していた野手はわずか6人と少数であったが、大盛選手は黙々とバットを振り続け、来季の定位置争いに向けて気合を注いでいる
大盛選手は「また来年は0から始まりますが、なんとかレギュラーを獲りたいですね」と力強くコメントした
今季の彼の成績には手応えを感じている
7年目のシーズンを迎えた彼は、102試合に出場し、打率.265、3本塁打、11打点という記録を残した
特に6月にはスタメンに定着したものの、7月以降は同じ外野手の中村奨選手に中堅ポジションを譲る形となったことを「実力不足」と悔いながらも、「去年まではそういうのもなかったので、一歩前進したと言える」と振り返った
大盛選手は、かつては変化球に弱く三振が多かったが、今年の練習では「甘いカウントで変化球をしっかり捉える技術」を意識して取り組んでいる
今後の練習では「変化球を狙い、真っすぐを逆方向に打つ」ことを重点に置き、さらなる成長を図る
また、他の外野手と競う中で、最大のライバルである中村奨選手に対して「奨成より数字を残さなければ出場できない」と自覚を示し、「自分がセンターを取り、奨成にはライトやレフトを守ってもらう形が理想」と意気込みを語った
彼の強い決意は、さらなる成長を遂げる大きな原動力となるだろう
今回の大盛選手の取り組みは、来季のための真摯な姿勢を表しています。特に変化球への対応力を高めることは、多くの選手にとって重要な課題です。彼の意気込みは、若手選手たちへの良い刺激となることでしょう。また、ライバルである中村選手との競争も彼の成長を促進する要因となります。
キーワード解説
- 秋季練習とは？ 秋に行われる練習で、選手が技術向上や体力強化を目的に取り組む期間です。
- 変化球とは？ ボールが投げられた時に変わる進行方向の球で、打者にとって予測が難しい球種のことを指します。
- 野手とは？ 守備の役割を持つ選手のことで、特に外野手は外野を守る選手を意味します。
