ヤクルト・吉村投手と巨人・岡本選手が9、10月のMVP受賞

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日本野球機構(NPB)は21日に、2025年9月と10月の「大樹生命月間MVP賞」に選出された選手を発表しました

セ・リーグでは、東京ヤクルトスワローズの吉村貢司郎投手と読売ジャイアンツの岡本和真選手が受賞の栄誉を手にしました

吉村貢司郎投手の活躍

投手部門で選出された吉村投手は、9月に行われた4試合に先発登板し、全試合で負けなしの4勝を挙げました

これはリーグトップタイの成績です

また、防御率は1.61という素晴らしい数字をマークし、これもリーグ2位に相当します

全ての試合で7回まで投げ、2失点以下に抑えるハイクオリティースタートを達成していたことが、高い評価に繋がりました

岡本和真選手の成績

打者部門で選出された岡本選手は、9月と10月の全23試合に先発出場しました

彼の打率は.369、そして4本塁打に加え18打点を記録しました

さらに、長打率(打撃結果から得点した本塁打や二塁打、三塁打を計測したもの)は.619、出塁率(打者が何らかの方法で塁に出る割合)は.480で、いずれもリーグトップの成績です

岡本選手は31安打を記録し、これもリーグで2位タイ、得点に関しては16得点で3位となっています

受賞歴

吉村投手は自身2度目のMVP受賞を果たし、前回受賞は2024年の9月と10月です

一方、岡本選手は今季2度目の受賞であり、通算5回目のMVPに輝きました

今回、吉村投手と岡本選手がMVPに選出されたことは、セ・リーグの競争が激化する中で、両選手の卓越した能力が再確認された証と言えます。特に吉村投手の防御率や岡本選手の打撃指標は、今後の試合でも大きな注目を集めるでしょう。
キーワード解説

  • MVPとは?最優秀選手を指し、特定の期間中における卓越したプレイを評価された選手に与えられる賞です。
  • 防御率とは?投手が試合中に与えた自責点を、投球イニング数で割ったもので、小さいほど優れた投手とされます。
  • ハイクオリティースタートとは?投手が7回以上を投げて、2失点以下に抑える好投を指し、試合の勝利に大きく貢献します。
  • 長打率とは?打撃の質を測る指標で、ヒットや本塁打などの結果から計算され、長打をどれだけ打てるかを示します。
  • 出塁率とは?打者がどれだけの割合で出塁できたかを示す値で、パワーヒッターと自打率を評価する際に用いられます。

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