漆原選手は高校時代から本格派右腕としての実力を示し、特に北信越大会では140キロ前半の速球を駆使して注目を集めた
その後、新潟医療福祉大学に進学し、通算13勝を挙げるなど、さらなる成長を遂げた
大学での成績を評価され、2018年のドラフトではオリックス・バファローズから育成1位指名を受け、プロ入りを果たす
2020年には一軍デビューを果たし、以降の3年間で毎年10試合以上に登板する安定感を見せ、特に2021年には34試合で2勝2敗4ホールドの成績を残した
2023年オフには現役ドラフトを経て阪神に移籍し、初年度から38試合に登板する活躍を見せた
しかし、今季は11試合に登板し、防御率0.00という好成績を残していたものの、6月14日の楽天戦以降、登板がない状態が続いていた
漆原投手は145キロ前後の速球を投げるほか、ナックルカーブ、フォーク、カットボールを駆使する技巧派として知られる
今季の成績が良かったにもかかわらず、戦力外となった背景には、登板の機会が減少したことが考えられる
現役続行に向けて新たな道を模索することが期待される
漆原投手の戦力外通告は驚きをもって受け止められている。特に防御率が0.00と好成績を残していただけに、その理由が何だったのか気になる。もっと登板の機会を与えられてもよかったのではと思うが、今後の彼の活躍に注目したい。
キーワード解説
- 戦力外とは?
- 防御率とは?
- 技巧派とは?

