中日ドラフト1位金丸、ナゴヤ球場で初のブルペン練習を実施

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中日ドラゴンズのドラフト1位選手、金丸選手(関西大学)は、1月16日、ナゴヤ球場の室内練習場で初めてのブルペン入りを果たし、マウンドの傾斜を利用した本格的な投球練習を行いました

受け手は同じくドラフト2位の吉田選手(西濃運輸)で、直球を中心に、カーブやチェンジアップなど約20球を投げました

ブルペン練習の重要性

ブルペンとは、投手らが練習や調整を行うための指定されたエリアのことを指します

試合では実際にマウンドに立つ際に必要となる、投球の感覚を研ぎ澄ます重要な場所です

傾斜を使って投げることで、試合に近い体制を作り出し、自身の投球メカニズムを確認することができます

自信を見せる金丸選手

金丸選手は「遊び感覚で投げただけですが、傾斜での感覚を確かめ、非常に良い感触でした」と控えめに語りました

彼の自慢の直球は最速154キロに達し、その球威には定評があります

吉田選手は「球が強く、出どころから、バン!ドーン!って感じでえぐい」と独特の表現でその威力を称賛しました

懸念事項とその克服

金丸選手については、昨年5月に発生した骨挫傷という過去の怪我の影響が懸念されていますが、彼は「今のところ問題ないです」と明言しています

新人合同自主トレーニングでは、一部別メニューでの調整が行われていますが、金丸選手は「キャッチボールの球数や距離を徐々に増やしながら、段階を踏んで進めていく予定です」と語りました

金丸選手のブルペン初体験は、選手としての成長段階を感じさせる重要な一歩と言えます。過去の怪我を克服し、自信を持って次のステージに向かう姿勢が印象的です。吉田選手の証言からも、金丸選手の投球力は間違いなく期待できるものであり、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフト1位選手とは?:プロ野球で行われるドラフトにおいて、各球団が選手を指名する際の順位の中で最も高い順位で選ばれた選手を指します。
  • ブルペンとは?:投手が練習やウォームアップを行うための指定エリアで、試合に向けての調整に欠かせない場所です。
  • キャッチボールとは?:二人以上の選手がボールを投げ合いながら行う練習で、投手にとっては腕の具合などを確認するための基本的なトレーニングです。

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