阪神OB 岩田稔氏が1型糖尿病の子どもを対象に野球体験教室を開催

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阪神タイガースのOBであり、現在は球団のコミュニティアンバサダーを務める岩田稔氏(41)が、1型糖尿病を抱える子どもたちを対象にした野球体験教室を開催することが発表された

このイベントは、球団の理解と協力のもと、2025年11月16日に甲子園の室内練習場で行われる予定で、約50名の小学生や中学生とその家族が参加する運びとなっている

「世界糖尿病デー」に合わせて開催

今回の体験教室は毎年11月14日の「世界糖尿病デー」に合わせた企画で、岩田氏はこの日に啓発活動を行うことで知られている

1型糖尿病とは、膵臓がインスリンを正常に分泌できなくなり、高血糖状態が続く病気で、特に子どもに多いとされている

そのため、岩田氏は自身の経験を生かし、野球を通じてポジティブなメッセージを発信したいと考えている

イベント内容

体験教室では、野球の基本技術を学ぶことができるほか、甲子園スタジアムツアーや交流会も予定されている

「私が1型糖尿病を抱えながらもプロ野球選手としてプレーできたことを、参加者に伝えたい」と岩田氏は語っており、夢を追いかける姿勢や挑戦することの重要性を子どもたちに伝えることを目的としたイベントとなる

この取り組みは、岩田氏が個人的に大切にしている活動の一環であり、参加者たちが楽しい時間を過ごすことで、何事にも前向きにチャレンジする大切さを学んでもらえることを願っている

今回の岩田氏による取り組みは、1型糖尿病の子どもたちにとって非常に大きな意味を持つと思います。自身の経験を通じて、病気と向き合いながらも夢を追いかける姿勢を示すことで、参加者たちに勇気を与えることができるでしょう。野球を楽しむ中で、前向きなメッセージが伝わることを期待しています。
キーワード解説

  • 1型糖尿病とは?膵臓がインスリンを十分に分泌できないため、高血糖が続く病気で、治療にはインスリンの投与が必要になります。
  • コミュニティアンバサダーとは?地域社会と連携し、活動を通じてチームの認知度を高めたり、ファンとの関係を培う役割を担う人のことです。
  • スタジアムツアーとは?プロスポーツチームの競技場を案内し、選手のエピソードや裏側を紹介するイベントのことです。

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