巨人・岡本和真選手、メジャー挑戦へポスティング制度を利用可能に

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読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29)が、今オフにポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することが公式に決まった

22日、東京・大手町の球団事務所で行われた記者会見で、巨人の吉村禎章編成本部長(62)がこれを発表した

岡本選手は2015年に入団し、長いキャリアの中で現在までに248本塁打を記録し、717打点を上げている

また、今季には左肘じん帯を損傷し長期離脱を経験したが、それを乗り越えて69試合に出場し、打率・327、15本塁打、49打点という素晴らしい成績を残している

彼の守備力も高く評価されており、柔らかなグラブさばきが特に注目されている

岡本選手は昨オフの契約更改において、「昔から憧れていた場所で野球をしたい」とメジャーリーグへの思いを初めて公開した

ポスティングシステムは、選手が大リーグチームと交渉するために必要な手続きであり、球団の許可が必要である

これは、2019年オフの山口俊投手や2020年オフの菅野智之投手に続く、巨人における3人目の事例となる

岡本選手の成績について、巨人の発表は「岡本選手はプロ野球選手として類いまれな成績を残しており、チームの大きな柱として3度のリーグ優勝にも貢献した」と強調

このような功績に加え、「30歳になる前に大リーグで自分の力を試したい」という本人の願いを受けて、ポスティング制度を利用した移籍交渉を承認した

球団は今後も岡本選手が悔いのない選択をできるように全面的に支援すると述べた

今回の岡本選手のメジャー挑戦は、彼自身の成長の機会であると同時に、プロ野球界全体にとっても注目される出来事です。特に、岡本選手がポスティングシステムを利用することによって、新たな可能性が開かれるかもしれません。日本からアメリカの球団に移籍する選手が多くなる中、彼の成功が他の選手にも希望を与えることが期待されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が日本の球団からメジャーリーグのチームに移籍する際に利用される制度。球団がその選手を移籍可能と認めることで、選手が渡米し、メジャーリーグの球団と交渉できる。
  • OPSとは?出塁率と長打率を足した指標で、選手の攻撃力を測るために使われる。OPSが高いほど、選手が得点を挙げる可能性が高いことを示す。
  • キャプテンとは?チームにおいてリーダー的存在を持つ選手のこと。一緒にプレイする選手たちをまとめ、試合中の士気を高める役割を果たす重要なポジション。

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