中日ドラゴンズが注目するのは、鷺宮製作所の竹丸和幸投手(23)
彼は22日、本紙の取材に応じて、12球団からの指名に対してオープンな姿勢を示した
その日のうちに、井上一樹監督(54)は1位指名を「投手でいきます」と宣言した
竹丸や青学大・中西選手が競合必至で、中日はその強力な素材を指名する覚悟を見せている
冷静さを保つ竹丸選手
運命の瞬間を前に、竹丸選手は埼玉県狭山市の鷺宮製作所野球場で淡々とした様子で練習を行った「ワクワクや緊張はなく、ここまでよくやったと思っています」と語った
彼は、特に目立った外見はないものの、178センチの細身の体格を持ち、長い手足を活かしたフォームでボールを投げ込む
竹丸選手の強みと実績
自らの強みを「試合をつくれること」と述べる竹丸選手彼は150キロ台の直球やチェンジアップ、スライダーを高精度でコントロールする才能を持つ
3月には「第79回JABA東京大会」での優勝に貢献し、夏の都市対抗ではベスト8に進出
11イニングで15奪三振を記録し、多くのスカウト陣の目を引いた
指名を待つ竹丸選手
「プロにいくのなら上の順位で行きたいですが、順位にはこだわりません」と竹丸選手はコメントまた、希望の球団やリーグについても特にないと語った
広島・崇徳高時代は無名だったが、城西大を経て鷺宮製作所での実績により、一躍注目を浴びる選手となった
競合の可能性と中日監督の決意
22日には、巨人が竹丸選手を1位指名する意向を示したことから、彼の指名は確実に競合になると予想されるしかし、井上監督は競合を恐れず、「必要なのは行くべき選手だ」という考えを明言し、既にスカウト陣と練り直しの会合を開いている
竹丸和幸投手のドラフト前の落ち着いた様子が印象的です。彼は自身の能力に自信を持ちながらも、順位や希望球団には特にこだわらない姿勢を示しました。このようなマインドセットが、今後のプロ野球での成功に繋がる可能性があります。
キーワード解説
- ドラフト会議とは? プロ野球選手を決定する重要なイベントで、各球団が選手を指名する場です。
- 競合とは? 複数のチームが同じ選手を指名する可能性が高いという意味で、特に人気のある選手に対して使われます。
- 即戦力とは? プロ入り直後から活躍できる能力を持つ選手のことを指します。
- スカウトとは? 選手の才能を見抜く専門家で、将来有望な選手を見つける役割があります。

