DeNAのアンソニー・ケイ、来季メジャー復帰へ 驚異の成績を残す

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 DeNAの左腕、アンソニー・ケイ投手(30)が来季メジャーに復帰する見込みであることが、米ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者によって明らかにされた

ケイ選手は、2016年のMLBドラフトでメッツから1巡目指名を受けた後、日本プロ野球(NPB)での2年間を経ての復帰を果たす可能性が高まっている

 ヘイマン氏によると、ケイ選手は日本でのプレー中に素晴らしい成績を残しており、特にゴロ率(打球が地面に接触する割合)が57.8%とNPBでトップに立っている

防御率は驚異的な1.74で、これはDeNAの球団記録であり、155イニングを投げた成果である

彼の直球の平均球速は94.6マイル(約152.2キロ)で、速球派投手としての実力が証明されている

 ケイ選手はコネチカット大学からメッツに入団し、2019年にトレードでブルージェイズに移籍

彼は同年の9月にメジャーデビューを果たした

メジャー通算では44試合に登板し、そのうち7試合が先発で、成績は4勝2敗、防御率5.59だった

 DeNAに加入した翌年の2024年、彼は多くの試合で経験を積みながら、24試合に登板し6勝9敗、防御率3.42という成績を残した

しかし、今季はさらに成績を向上させ、24試合に登板し9勝6敗、防御率1.74という素晴らしい成績を挙げた

この防御率は、秋山登が1960年に記録した1.75を僅かに上回る球団新記録である

ケイ選手はDeNAでの2年間で合計48試合に登板し、15勝15敗、防御率2.53を記録している

 昨季のクライマックスシリーズ(CS)最終ステージで阪神に対して登板した際には、彼のプレーを視察するためにメジャーのスカウトも訪れたと言われており、今後の動向には注目が集まっている

アンソニー・ケイ選手のメジャー復帰が期待される背景には、彼が日本プロ野球で素晴らしい成績を残したことがあります。特に防御率やゴロ率といった指標での成績は、彼のピッチング能力を証明しています。メジャー球団のスカウトが視察に訪れるほどの活躍を見せたことも、将来的な復帰に向けた大きな要因でしょう。
キーワード解説

  • メジャーリーグ(MLB)とは?アメリカのプロ野球リーグであり、世界で最も人気のある野球リーグとされている。
  • 防御率とは?投手が自責点を失った場合の割合を示す数値であり、低い数値が優れた成績を表す。
  • ゴロ率とは?打球の中で地面に接触したものの割合を示し、高い値は内野手にとって扱いやすい球が多いことを示す。

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