彼は今シーズンから使用することが決まっている新しいスパイクを試着し、その性能を確かめました
このスパイクは「360度へ一歩目が速く踏み出せる刃の配置」が特徴的で、守備に特化したモデルです
守備特化型スパイクの選定
村上投手が選んだこのスパイクは、守備スペシャリストとしての役割を果たすために設計されています「投げて終わりじゃない
ピッチャーは9人目の野手」との意識が強く、投手でも自ら守備に参加する重要性を強調しています
村上投手は、この新しい相棒によって自身の守備力向上とともに、年間通じて最も優れた守備選手に贈られるゴールデン・グラブ賞受賞を目指しています
新しいスパイクの特徴
村上選手は、「まず軽いのが一番めちゃめちゃ足にフィットもしました」と新スパイクのフィット感を称賛
動いたときの安定性や蹴り出しのしやすさについても満足感を示しました
彼はキャッチボールやノック、ロングティー打撃を行い、初めて試着した守備特化型のスパイクに手応えを感じています
継続的なモデル変更への意欲
村上選手は、奈良・智弁学園高時代から同一モデルを使用してきましたが、アシックスからの提案によりモデルチェンジを決断しました新しいモデルは「前に行きやすい」のではなく、「360度へ一歩目が速く踏み出せる」との特性を持ち、投球後の動きが重視されています
これにより、守備時の反応を速くすることが期待されています
虎の歴史に名を刻む意気込み
守備職人にとって一つの勲章は、三井ゴールデン・グラブ賞です阪神の投手としては、2019年に西勇が受賞したのみで、虎の生え抜き投手の受賞は未だ達成されていません
村上選手は「取ってみたいのはあるので、狙えるときがあれば狙いたい」と、ゴールデン・グラブ賞受賞への意気込みを語りました
2023年、 阪神タイガースが日本一に輝いた際、村上投手は10勝を挙げ、リーグMVPと新人王をダブル受賞した実績があります
しかし、昨シーズンは相手エースと対戦が多く、7勝11敗（防御率2.58）の成績に終わったため、足元から見直し、さらなる白星を目指す決意を固めています
村上投手が新しいスパイクを選ぶことで、守備力の向上を図る意図が感じられます。ピッチャーでも守備に参加する姿勢は、プロとして素晴らしい姿勢です。新スパイクに期待が高まります。
キーワード解説
- ゴールデン・グラブ賞とは？
- 守備特化型スパイクとは？
- モデルチェンジとは？
