巨人が2025年プロ野球ドラフトで田和廉投手を指名

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2025年10月23日、プロ野球ドラフト会議が開催され、読売ジャイアンツ(巨人)は早稲田大学からサイド右腕の田和廉投手を2位指名し、交渉権を獲得しました

田和選手は183センチの長身を誇り、最速152キロの直球を持つ投手です

多彩な変化球も特徴で、スライダーやカットボール、カーブ、シンカーなどを駆使してバッターを翻弄します

リーグ戦においては、これまで20試合に登板し、2勝1敗、防御率1.82という優れた成績を残しています

彼は一昨年春にデビューし、最速の152キロをマークしましたが、4度目の登板で右肘の靱帯を断裂し、トミー・ジョン手術を受けた過去があります

手術から約1年4か月後、2024年9月14日の東京大学戦で復帰を果たしました

巨人はこのドラフトで1位にも、前日に公開した通り、最速152キロを誇る本格派左腕の竹丸和幸投手(鷺宮製作所)を指名し、単独で交渉権を獲得しています

円谷スカウトは田和選手について「サイドスローからの152キロの力強いボールを投げる変則右腕で、腕の長さから打ちづらさを感じさせる

特に独特な軌道と落差を持つシンカーが武器」と評価しました

今回のドラフトにおいて、巨人が田和選手を指名したことは、彼の能力の高さと即戦力としての期待があることを示しています。サイドスローから投げる彼の独特な投球スタイルには、バッターが慣れるまで時間がかかる可能性があるため、今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • サイドスローとは?:ピッチングスタイルの一つで、投手が横向きに身体を回転させてボールを投げる方法です。これにより球の回転や軌道が変わり、打者にとっては打ちづらい球が投げられます。
  • トミー・ジョン手術とは?:肘の靱帯を修復するための外科手術です。特に野球選手に多く行われ、成功すれば選手は復帰してこれまで以上の投球を行うこともあります。
  • 防御率とは?:投手が与えた失点の平均を示す指標で、1試合あたりの防御率が低いほど、投手の成績が良いとされます。

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