巨人・岡本和真がポスティングシステムを利用してメジャー移籍へ、若手選手の台頭に期待

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 東京ヤクルトスワローズの岡本和真選手が、メジャーリーグへの移籍を目指してポスティングシステムを利用することが決定的になった

10月22日にジャイアンツは会見を開き、岡本選手が同席し、その意向を正式に発表した

 岡本選手はこれまでにNPB(日本プロ野球)通算248本塁打を記録し、スラッガーとしての名声を築いてきた

メジャーリーグでもその実力が評価されており、移籍に向けた争奪戦が予想される

 さて、岡本選手がチームを離れる一方、巨人内部では新たな4番候補としての若手選手の台頭に期待が高まっている

その中でも、ロマン砲と称されるリチャード選手に注目が集まっている

リチャード選手は今季、キャリアハイの77試合に出場し、11本塁打と39打点を記録した

特筆すべきは、2本のグランドスラムを打ち、圧倒的な打撃力を証明している点である

 さらに、岡本選手の後継として期待される選手には、荒巻悠選手がいる

彼は24年ドラフト3位で入団し、今季はルーキーながら54試合に出場、打率.296、OPS(出塁率+長打率).747という素晴らしい数字を残している

広角に打てる打撃が評価されており、さらなる成長が期待される

 岡本選手がチームを離れることで、主軸としての役割を担う選手が求められるなか、石塚裕惺選手も注目されている

彼はイースタン・リーグで打率.327を記録し、その潜在能力を示唆している

さらに、中山礼都選手や増田陸選手といった若手選手たちも存在感を示しており、岡本選手の穴をどう埋めるかが来季のチームにとっての大きな課題となるだろう

岡本和真選手のメジャー移籍が決定的になったことで、巨人にとっては新たな打線の組み立てが求められます。リチャード選手や若手選手たちの成長が期待され、大きな穴の埋め方が今後のテーマとなるでしょう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?メジャーリーグに選手が移籍する際、NPBチームが選手を宣言し、興味のあるメジャー球団からの入札を待つ仕組みです。
  • スラッガーとは?長打力に優れ、多くの本塁打を打つ選手のことで、チームにおいて重要な得点源となります。
  • OPSとは?出塁率と長打率を合算した指標で、攻撃力を測るために使われる指標です。

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