東北福祉大の桜井頼之介投手、神宮大会出場に向けた初戦で力投

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2025年10月25日、仙台市民球場にて行われた明治神宮大会東北地区代表決定戦の初戦で、東北福祉大の桜井頼之介投手が先発として登板しました

桜井は、中日からドラフト2位指名を受けた期待の若手投手であり、試合では8回途中までを投げ、6安打2失点という成績を収めました

試合の概要

試合の立ち上がり、桜井は初回に先頭打者から右前打と右中間二塁打を浴びて、無死二、三塁のピンチを迎えましたが、ここで動じることなく自己最速タイの153キロの直球を続けて投げ、3番打者を右飛に打ち取ります

その後も空振り三振と遊飛を献上し、無失点で切り抜けました

先制を許すも持ち直す桜井

しかし、3回に先頭打者から中前打を許し、さらに続く打者には適時二塁打を打たれて先制されます

続く無死一、三塁の場面で併殺打の間に2点目を追加される結果となりました

それでも、桜井は4回以降無失点で投球を続け、6回にはチームが逆転に成功します

降板とその後の展開

8回1死二塁の場面で降板した桜井は、最速153キロの直球に加え、多彩な変化球を使いこなす右腕として評価されています

彼は愛媛・聖カタリナ高から進学し、大学では1年秋からベンチ入り

6月に行われた大学選手権では、4試合で2勝、防御率1.96という成績を残し、チームを7年ぶり4度目の日本一に導き、最優秀投手賞を獲得しました

今後の期待
桜井投手の活躍によって、26日の決勝戦に進出した東北福祉大の神宮大会出場が期待されます

桜井投手の力投は、選手としての成長を実感させるものであり、特に初回のピンチを切り抜けた精神力は光るものがありました。今後の試合展開も気になりますが、彼の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球の選手を育成するためのシステムで、各球団が新人選手を指名して獲得することです。
  • 直球とは?ピッチャーがまっすぐな軌道で投げるボールで、最も基本的な投球スタイルです。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えているかを示す指標で、回数当たりの失点数で計算されます。

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