青学大・中西聖輝投手が9回完封で6季連続優勝を達成

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◇東都大学秋季1部リーグ 亜大―青学大(神宮) 2025年10月21日、青山学院大学の中西聖輝投手が亜細亜大学との試合に先発し、プロ野球ドラフトで中日から1位指名を受けた期待の右腕が結果を残した

指名から一夜明けたこの試合で、中西投手は9回を投げ切り、無失点で完封勝利を収め、チームを6季連続の優勝へと導いた

中西投手は約1カ月ぶりの公式戦の登板で、その存在感を示す見事なピッチングを披露

試合は延長10回タイブレークに突入し、最終的にはサヨナラ打を浴びて敗れたものの、彼は10回途中までに120球を投げ、1失点の好投を続けた

この試合は青学大にとってリーグ6連覇がかかる重要な一戦であり、中西投手は中2日という短い間隔で先発としてマウンドに立った

特に初回には、2者連続三振に加え、三ゴロで無失点で立ち上がり、その後も力強い投球を続けた

ピッチングスタイルについて、中西投手は春季リーグで9試合に登板し、70イニング⅓を投げ、87三振を奪った実績を持つ右腕である

この日も、重要な場面で三振を奪い、ホームを守り続けた

特に、2回には先頭打者に安打を許し、犠打で1死二塁のピンチを迎えるも、要所での三振取りでこの危機を脱した

7回には2死一、二塁の場面でも、追い込んだところで133キロのスライダーを巧みに投じ、バッターを空振りさせるなど、その熟練した技術を見せつけた

試合を通じて最後までマウンドを守った中西投手は、9回には2死から力強い直球で三振を奪い、この日、12個目の三振を記録

127球を投じ、8安打を許すも見事な完封を達成し、チームの優勝を確定させた

マウンド上で彼が見せた力強い拳の握りは、勝利の喜びを示す象徴的な瞬間であり、さらなる高みを目指す青学大の未来への希望を象徴している

青学大の中西投手の活躍は、彼の実力を証明するものです。特に、試合中のピンチを乗り越える冷静な姿勢が印象的でした。未来のプロ野球選手としての期待も高まる中、今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 完封とは?:投手が相手チームに一度も得点を許さずに試合を終えることを言います。
  • サヨナラ打とは?:試合が同点またはビハインドで迎えた最終回に、その打撃で逆転して試合が終了することを指します。
  • 三振とは?:バッターが3回打席でボールを打てず、アウトになることです。投手の実力を示す指標ともなります。

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