日本ハム山県、負傷からの回復報告 – 将来への意気込みを語る

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 日本ハムの山県秀内野手(23)が、今季のチャンピオンシップシリーズ(CS)での左太ももの負傷から順調に回復していることを明かした

山県選手は、千葉・鎌ケ谷の球団施設でリハビリを実施し、“奇跡の1センチ”で手術を回避した

この表現は、負傷が腱(けん)に達していなかったことを意味しており、彼の回復にとって非常に重要なポイントとなった

 24日、山県選手はうれしそうにキャッチボールや置きティーを行い、走ること以外は来季に向けて順調にトレーニングを進めている

23日のドラフト会議では、母校・早稲田大学の後輩選手たちも他球団に指名され、彼も受けた刺激を力に変えて完全回復を目指す考えを示した

 山県選手の負傷は、CSファイナルS第5戦で発生した

二塁ベースカバー時に、相手選手との接触によりスパイクの刃が左膝から太ももにかけて深く刺さった

彼はその後、福岡市内の病院で縫合処置を受けたが、「思ったよりできることが多い」と明るい表情でトレーニングに励んでいる

 「あと1センチ(傷が)深かったら、手術だった」と語る山県選手は、幸運にも大けがを免れた

今後はティーバッティングを行う予定で、体調も万全である

来季には、さらに多くの対戦が待っており、早稲田大から入団した後輩選手との対戦が楽しみであると語った

 伊藤樹選手(楽天2位)と田和廉選手(巨人2位)の指名を受け、山県選手は「1軍で対戦できるようにお互い頑張ろう」と励まし合った

早稲田時代には伊藤選手から本塁打を放った経験もあり、プロ入り後は「簡単には打たせてくれない」と危機感を持っている

 山県選手は「先輩の威厳を見せるためしっかりレベルアップする」と意気込みを語り、来季への準備に余念がない様子である

山県選手の負傷からの回復は、彼自身の努力とチームのサポートの成果であると言えるだろう。特に“奇跡の1センチ”という表現からも、彼の怪我がどれほど危険なものであったかが伺える。来季の活躍が期待される中、後輩選手たちとの楽しい対戦が待ち遠しい。
キーワード解説

  • 選手(せんしゅ)とは? プロのスポーツチームに所属し、実際に試合に出てプレーする人のことを指します。
  • リハビリとは? 怪我や病気から回復するための専門的なトレーニングや治療のことです。
  • 腱(けん)とは? 筋肉と骨をつなぐ重要な部分で、運動の際の力の伝達に関与します。
  • ドラフトとは? プロのスポーツチームが選手を選ぶための制度で、選手は希望するチームに入団する機会を得ます。

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