昨年10月に受けた右肘のクリーニング手術から、リハビリが大きく進展したとのことです
これまで約30メートルの距離で行っていたキャッチボールは、この日は約60メートルにまで距離を伸ばしました
栗林投手はトレーナーのもとでのチェックも必要なくなり、「加速したというのか、プランよりも早く遠くまで投げられています
短い距離での出力もかなり上がってきました」と話し、自らのリハビリに手応えを感じている様子を見せました
昨年末にはスロー解禁となり、それまでノースローでのリハビリを続けていましたが、今月2日からは再びピッチングを始めたと語ります
「怖さを感じることなく、キャッチボールを始められた」との言葉からは、順調な回復を裏付けるものがありました
肘の状態についても「ほぼ治っていると思います
80%くらいまで回復しているのではないか」と自信を見せていますが、焦ることなくリハビリを進め、「自制心を持って段階を踏みながら、上半身の筋力強化も同時に行っていきます」と冷静な姿勢を強調しました
最近の進展により、栗林投手は今月中に一度ブルペンに入る計画が立てられており、春季キャンプへ臨む見通しも明るいです
「オープン戦で結果を出すことが大切です
そこで結果を残せなければ、守護神どころか1軍にもいられなくなります
オープン戦において結果にこだわってプレーしていきたい」と意気込みを語りました
順調に回復が進めば、開幕抑えとしての出場も期待されます
栗林良吏投手の順調なリハビリの進行は、広島ファンにとって明るいニュースです。オープン戦に向けての意気込みが感じられ、ファンとしても期待が高まります。彼の体調が万全に整えば、シーズンの鍵となる重要な役割を担う可能性が高まりそうです。
キーワード解説
- クリーニング手術とは?:クリーニング手術は、怪我や病気によってダメージを受けた部分を修復するための外科手術の一種です。特に関節や靭帯の状態を良くするために行われます。
- トレーナーとは?:スポーツ選手の体のコンディションを管理し、トレーニングやリハビリをサポートする専門家のことを指します。体の傷害予防やパフォーマンス向上を目的にしています。
- ブルペンとは?:野球において、試合中に投球練習を行うためのエリアのことです。投手が登板する前に、実戦形式の投球を行わせる場所です。