これまで西武の中心選手として活躍してきた3人が、どのようにシーズンに向けて準備を進めているのかに注目が集まった
自主トレーニングの内容
トレーニングは、まず屋外球場で源田壮亮内野手(31)や若手選手らと一緒にランニングを行うことから始まったその後、室内練習場に移り、キャッチボールやノックを受けた後、マシンを相手に約1時間、打撃練習を行った
ベテラン選手たちの意気込み
トレーニング後、報道陣の取材に応じた栗山は「今の時期なりにしっかりできているキャンプインに向けて仕上がっている」と満足感を示した
中村剛も「ちょっと首が痛い」と言いつつ、「良い感じでできています」と前向きな姿勢を見せている
39歳という年齢に対する意識を問われた栗山は、「深くとらえてはいない
今年は今年で頑張ろうと思うだけです」と語った
長年のライバル関係
栗山と中村剛は同学年で、共に24年目のシーズンを迎えた栗山は「どこかで刺激を受けていた」と述べ、彼らの競争関係が互いの成長に寄与してきたことを強調した
一方の中村剛は、「切磋琢磨(せっさたくま)しながら若いときからやってきた」と、ライバルとしての絆を語った
炭谷の思い出と役割
20年目の節目を迎える炭谷は、初日に栗山から「おまえは誰や」といじられた思い出を振り返り、「何歳になっても変わらない」と二人について語った今季も二人の背中を見ながら頑張りたいという意気込みを示した
下克上を狙う西武
昨季は49勝91敗3分けという成績で最下位に終わった西武その雪辱を果たすという思いは、栗山が「開幕から戦力になって結果を残し、パ・リーグで優勝して日本シリーズに出て優勝したい」と語ったように、全員に共通している
中村剛も「日本一になりたい」と力強く語り、炭谷は「キャッチャーとして、そして、それ以外でも役割があると思うのでチームに貢献したい」と決意を表明した
ベテラン選手たちが持つ様々な経験を活かし、チームを引っ張りながら今季は最下位からの下克上を目指す
西武ライオンズのベテラン選手たちが、一体となって自主トレーニングに励む姿は、ファンにとって励みとなるだろう。彼らの意気込みから、今季への熱意を強く感じることができる。また、年齢に関係なく挑戦し続ける姿勢は、若手選手たちにとっても良い手本となるはずだ。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?: 自主トレーニングとは、選手がチームの指導者がいない中で自分のペースで行う練習のことです。これにより、自分の必要なスキルを磨くことができます。
- キャッチボールとは?: キャッチボールとは、ボールを投げたり受け取ったりする練習で、選手同士の連携を向上させるために重要です。
- 切磋琢磨(せっさたくま)とは?: 切磋琢磨は、互いに高め合うという意味で、競争によって技術や能力を向上させることを指します。