プロ入りから8年間、オリックス、読売ジャイアンツ(巨人)、東京ヤクルトスワローズの3球団でプレーした鈴木投手は、通算112試合に登板し、そのキャリアを締めくくることになる
キャリアの振り返り
鈴木投手は千葉県出身で、千葉明徳高から国際武道大学、社会人チームの日立製作所を経て、2018年のプロ野球ドラフトでオリックスに2位指名を受けて入団その際、同じ名前の選手がオリックスにいたため、「K―鈴木」という登録名でキャリアをスタートさせた
プロとしての実績
キャリアの初期には先発としての活躍が目立ち、2019年にはすべての登板が先発で4勝を挙げた2021年にはリリーフとしてキャリアハイの34試合に登板し、ヤクルトとの日本シリーズでもその実力を発揮した
トレードと育成選手としての挑戦
2023年には登録名を本名の「鈴木康平」に戻し、中盤には巨人にトレード移籍シーズン途中から33試合に登板したが、翌年には1軍の登板機会がなかった
2025年にはヤクルトに育成選手として加入し、イースタン・リーグで28試合に登板するも、支配下登録には至らなかった
感謝の気持ち
鈴木投手は「オリックスから始まり、ジャイアンツ、スワローズと、多くの方々に支えられてここまで来られたことに感謝しています」とコメントファンへの感謝も忘れず、「彼らの声援があったからこそ、ここまでやってこられました」と語った
| 年度 | 登板試合数 | 勝数 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 2018 | 0 | 0 | 新人 |
| 2019 | 19 | 4 | 先発 |
| 2021 | 34 | 0 | リリーフ |
| 2023 | 33 | 0 | リリーフ |
鈴木投手は多くの仲間やファンに惜しまれつつ、プロ野球人生にピリオドを打つ決意を固めた
鈴木康平投手の引退は、多くのファンや仲間に悲しみをもたらしています。8年間のプロ野球人生は決して平坦ではなかったものの、彼が各球団で築いた努力や成果は称賛されるべきです。特にファンへの感謝の言葉が印象的で、これからの人生においても何らかの形で野球に関わってほしいとの期待が寄せられます。
キーワード解説
- プロ野球とは?プロ野球は、日本のプロスポーツのひとつで、特に野球を中心にしたリーグ戦を行う大会です。12球団が所属し、毎年数ヶ月にわたりレギュラーシーズンとプレーオフを行います。
- トレードとは?トレードは、異なるチーム間で選手を交換することで、各チームの戦力を強化することを目的とした制度です。選手の移籍の一環として行われます。
- 先発とリリーフとは?先発とは、試合の開始から投げる投手のことを指し、リリーフは先発投手が降板後に登板する投手のことです。それぞれ役割や戦略が異なります。

