この試合は序盤から東京大学のペースで進み、最終的に2対5で敗れる結果となった
今季最後のカードの初戦を落とした法大にとっては厳しい船出となった
試合のハイライト
法大の大島公一監督（58）は試合後、「入りの部分で差が出て、そのまま行かれてしまった」と振り返ったまた、悪天候によるぬかるみも影響したが、「それはお互いさま
明日は切り替えて、やるべきことをしっかりやりたい」と引き締める姿勢を見せた
松下選手の活躍
今試合では、ヤクルトから1位指名を受けた松下歩叶内野手（4年＝桐蔭学園）が注目された彼はドラフト会議後初の公式戦で、6回には左翼へ二塁打を放つなど3打席で出塁し、特に魅力的だったのは4回の好走塁だ
彼は二塁走者として、右前打の間に一気に本塁まで駆け抜けた
選手の心情
松下は試合後、「僕が活躍してチームに勢いをつけたかった」と悔しさを隠せず、ドラフトの影響で大きな重圧を感じていたことを語った「いろんな方に“最後はいい形で終わってくれ”と言われていた」と述べ、いつもと異なる神宮の雰囲気にも気を取られたようだ
スカウトの目
試合をスタンドから見守っていたヤクルトの余田スカウトは、松下選手の技術を評価しており、「下半身主導で上半身に力を伝えられる長打も率も残せる」と彼の素質を称賛した
法大は次の試合である26日の2回戦に向けて「ここから切り替えて2連勝するしかない」と前向きな姿勢で取り組む決意を示している
今回の試合は法大にとって痛い敗北となりましたが、松下選手のパフォーマンスは光るものがありました。今後の試合での巻き返しに期待がかかります。
キーワード解説
- ドラフトとは？：プロ野球のチームが大学生や高校生などの選手を選んで所属させるための制度です。
- 内野手とは？：野球のポジションの一つで、野球場の内野区域で守備を担当する選手のことを指します。
