神戸国際大付、秋季近畿大会初戦を突破しセンバツ出場へ前進

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令和7年度秋季近畿地区高等学校野球大会において、神戸国際大付(兵庫1位)が金光大阪(大阪3位)を3-1で下し、初戦を突破した

試合は10月25日、さとやくスタジアムで行われ、神戸国際大付は2021年夏以来の甲子園出場を目指して着実に前進している

試合のハイライト

神戸国際大付は、23日に行われたドラフト会議で楽天から7位指名を受けた近畿大の阪上 翔也外野手を擁し、現地でも注目を浴びていた

試合は第6回裏を迎え、2対0とリードしていた神戸国際大付が、4番右翼の川中 鉄平外野手(2年)の高校通算15号ソロ本塁打によって追加点を挙げる

川中選手は素晴らしい長打力で知られ、試合の流れを一気に引き寄せた

投手の継投

守備面では秋田 依吹投手(2年)が先発し、その後に宮田 卓亜投手(2年)に継投

金光大阪を振り切る粘り強いピッチングを見せ、チームは見事に3-1で勝利した

青木 尚龍監督は「1番から7番まで放り込める子を並べている」と語り、チーム全体のレベルの高さを強調した

川中選手の成長

川中選手は試合前に、金光大阪の先発・井上 和典投手(2年)に対してタイミングが合わず苦しんだが、青木監督から「ピッチャーよりも上に立て」とのアドバイスを受けたことで、心に余裕を持ち、打撃に好影響が出たという

彼の一発は「ライトオーバーだと思いましたが、伸びてくれて良かったです」と自信を持って振り返っている

先輩阪上選手との関係
川中選手は、先輩である阪上選手のドラフト指名が後輩への励みになるとし、「自分も阪上さんの背中を見て頑張っていこうと思います」と未来への意欲を語った

阪上選手の恩師である青木監督も、近畿大関係者への感謝の意を示し、チームの雰囲気を明るく保っている

今後の展望

神戸国際大付はセンバツ出場を狙う中で、次の対戦相手・準々決勝でも勝利を目指している

5年ぶりの甲子園出場に向け、期待が高まる良い流れにある

今回の試合では神戸国際大付が金光大阪に勝利し、秋季近畿大会初戦を突破しました。川中選手のホームランや、青木監督の戦略的な采配が見られ、チーム全体の団結力も高まりました。特に、先輩の阪上選手がプロ入りを果たしたことが、後輩たちにとって大きな励みになるでしょう。今後の試合が楽しみです。
キーワード解説

  • 秋季近畿地区高等学校野球大会とは?秋季に行われる高校野球の大会で、地域ごとのチームが戦い、地区王者を決める重要な場です。
  • ドラフトとは?プロ野球チームが高校や大学から選手を指名する制度で、選手にとってはプロ入りの第一歩となる機会です。
  • 継投とは?野球において、試合中に投手を交替させる戦略で、相手打者に合わせた投手を使うことで試合の流れを変える役割があります。
  • 長打力とは?野球において、バッターが一度の打撃で長い距離を飛ばす能力のことで、ホームランや二塁打、三塁打を打つ力を指します。

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