中日ドラフト1位ルーキー金丸夢斗選手、ブルペンでの仲間とともにキャッチボールを実施

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中日のドラフト1位ルーキー、金丸夢斗投手(21歳、関西大学出身)が、1月15日にナゴヤ球場に隣接する中日屋内練習場でブルペンに入り、合同自主トレーニングの中で初めて傾斜を使用したキャッチボールを行いました

これにより、金丸選手は段階的な調整を経て、本格的なブルペン投球を春季キャンプ入隊後に予定していることを明かしました

初の傾斜での投球感覚を確認

金丸選手は、昨年10月に行われた関西学生秋季リーグ戦での大学最後の試合から久しぶりにマウンドを利用した投球を行い、「今日は遊び感覚で行いました」と語るように、特に力を入れずに投げました

それでも、その結果は軽快なミット音に表れており、傾斜を使った際の感触には「とても良かった」と満足の様子でした

予想外のブルペン練習

調整の一環として、金丸選手はリハビリ的に行うつもりだったブルペンでの投球練習を予定外に実施

その後、ドラフト2位の吉田選手(西濃運輸)にボールを受けてもらい、続いて自身がマウンドに立つという形で傾斜を体験しました

多彩な球種を試す

金丸選手は、直球に加えてカーブやチェンジアップなどの変化球を交えて計18球を投げ込み、「変化球の感覚を磨くことができた」と述べました

特に大きな変化が特徴のカーブについて、ボールを受けた吉田選手は「えぐっ!」と声を上げるほど、その鋭い変化に驚いていました

名古屋でのオフを楽しむ
金丸選手は、合同自主トレーニング初の休養日である1月14日に、吉田選手とともに名古屋駅周辺へショッピングに出かけました

「何も持ってこなかったのでキャップを購入しました」と言い、名古屋での初オフを満喫した様子です

今後は、キャッチボールの球数や距離を徐々に増やし、春季キャンプに備えた調整を行う予定です

金丸選手のブルペン練習の様子は、将来の中日の期待を背負う彼の成長過程を如実に示しています。傾斜を使ったキャッチボールは、彼の投球技術を磨くために重要な一歩です。周囲の仲間とともにリフレッシュした後、次なるステップを心待ちにする彼の姿勢には、今後の成長に対する期待感が高まります。
キーワード解説

  • ブルペンとは?ブルペンは、選手が投球練習を行うための特別なエリアで、ピッチャーが実際の試合で使うマウンドと似た傾斜を持っています。
  • 変化球とは?変化球は、投球の際にボールを投げた後に軌道を変える球種のことで、打者にとって困難な判断を迫る役割があります。

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