ソフトバンク・近藤健介が復帰即2安打、逆転負けも希望の光を見出す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「SMBC 日本シリーズ 2025」が10月25日にみずほペイペイドームで開幕した

ソフトバンクは阪神との第1戦で1―2と逆転負けを喫し、2014年以来11年ぶりに初戦を黒星でスタートした

近藤健介の復帰

試合の中で特に注目を集めたのは、左脇腹痛の影響でクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを全休していた近藤健介外野手(32)の復帰である

彼は「4番・DH」としてスタメンに名を連ね、久しぶりの実戦で早速存在感を発揮した

先制タイムリーの活躍

初回、二死二塁の場面で、阪神の先発投手村上の高めの直球を中前にはじき返し、二走の周東がホームに生還

詰まり気味の当たりだったものの、体の開きを抑えてセンター前へ運ぶ巧妙な一打だった

この瞬間、ベンチは総立ちとなり、みずほペイペイドームは歓声に包まれた

感謝の気持ち

近藤選手は試合後、「本当に先輩方や後輩の頑張りでここに立たせてもらっているので、なんとかチャンスでしたし、貢献しようという思いで打席に入った」と感謝の気持ちを述べた

また、「日本シリーズに向けてリハビリしてきたし、みんな待っていてくれた

その舞台に立たせてもらっているので、感謝しながらやってます」と続けた

阪神ファンの声援に驚く
試合後、近藤は阪神ファンの異常な応援に感銘を受け、「応援すごいっすね」と驚きを隠せなかった

彼は「ほんとにバランスの良いチームですし、先発も中継ぎもいい

今日みたいなゲームが続いていくと思いますけど、しっかりチャンスをものにできるようにやっていきたい」と冷静に試合を振り返った

今後に向けた意気込み

第4打席では左越えの二塁打を放ち、復調の兆しを見せつけた近藤

試合後も栗原選手と共に居残り練習を行い、「いろいろ反省もありつつ、長くてもあと6試合

自分の準備をしっかりして明日に臨みたい」と前向きな姿勢を示した

主戦を務めるホークスにとって、初戦を黒星で終えたものの、近藤選手のバットがチームに希望をもたらす可能性が感じられた

近藤選手の復帰と活躍は、ソフトバンクにとって大きな励みになったものの、初戦の敗北という結果はチームにとって厳しいスタートとなりました。今後の試合の流れをどう変えていくかが注目されます。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは?プロ野球のシーズン最後に開催される大会で、各リーグの優勝チームが対戦します。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本プロ野球において、ペナントレース後に行われるプレーオフで、上位チームが対決します。
  • スタメンとは?試合に先発出場する選手たちのことを指します。
  • 四番打者とは?チーム内で最も打撃力が高い選手が務める打順で、通常、ホームランを狙う役割があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。