巨人・石塚選手、プロ初年度も先輩から高評価

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今年のプロ野球ドラフトでは、多くの若手選手が夢のプロ入りを果たしました

その中でも、埼玉県の花咲徳栄高校から巨人にドラフト1位で入団した石塚裕惺選手(19歳)は、現在宮崎のフェニックスリーグでのトレーニングに励んでいます

怪我を抱えながらも、1年目のシーズン終盤には一軍に合流し、9試合に出場したものの、打率はわずか・111と苦しみました

また、プロの世界では新たに選手が入団する一方で、キャリアの幕を下ろす選手もいます

DeNAや巨人で通算368試合に登板した三上朋也投手もその一人で、今季限りでの引退を表明しました

彼は9月10日にジャイアンツタウンスタジアムで行われたイースタン・リーグの巨人戦に先発し、元チームメイトに対し遊撃ゴロを打ち取ると、観客の拍手を受けながらマウンドを後にしました

その対戦相手は、ルーキーの石塚選手でした

試合後、三上選手は「1年目であそこまで振れる選手はなかなかいない

しっかりした野球選手ですよね

久しぶりにそのような選手を見ました」と評価しました

三上選手は主に中継ぎとして数多くのピンチをしのいできた実績を持つ選手で、石塚選手の打撃を「スーパースターになる素質がある」と見込んでいます

三上選手が重要視してきたのは「勝負がつく球以外の打ち方や間合い」です

自身が崩してしまった変化球にもしっかり対応しファウルにすることで、「自分のタイミングで、しっかりと打球速度を出す」ことを説明しました

最後には124キロのスライダーで打ち取ったものの、「来年にはその球をライトスタンドに運ぶかもしれない」と楽しげに述べました

石塚選手は今シーズン、1軍でプロ初安打を放つも、最終的にはこの1安打にとどまりました

「まだまだやることはたくさんあります」と、更なる成長を目指してオフシーズンを迎える所存です

三上選手からの「本当にスターになっていくんじゃないかなっていう感じがする」との期待も背に、休むことはできません

このシーズン、巨人のルーキー選手が注目を集めているのは間違いありません。特に、先輩選手からの評価も高く、将来が非常に楽しみです。競技の世界は厳しいですが、彼が成長を続けることで次世代のスターとして活躍する姿が見たいですね。
キーワード解説

  • ドラフトとは? : 未来のプロ選手を選ぶための制度で、高校や大学などから選ばれた選手がプロチームに入団する機会を得るものです。
  • 中継ぎとは? : 投手の一種で、先発投手が試合を始めた後、途中から登板して試合を引き継ぐ役割を担う選手のことです。
  • スライダーとは? : 野球における変化球の一つで、投手が投げるとボールが横に曲がる特性を持っているため、打者を翻弄することができます。

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