ソフトバンク・周東選手が日本シリーズで新記録樹立、全打席ヒット

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◇プロ野球 日本シリーズ第2戦 ソフトバンク10-1阪神(26日、みずほPayPayドーム) ソフトバンク・周東佑京選手が26日、日本シリーズ第2戦で全打席ヒットを記録し、公式戦における「1試合5安打」として新たな記録を樹立しました

周東選手は2017年のドラフトで育成2位としてソフトバンクに入団し、2019年には支配下契約に移行

その後も活躍を続け、2021年には選手会長に就任し、打撃面でも大きな成長を見せています

周東選手は昨シーズン、123試合に出場し、自身初の規定打席到達を果たし、キャリアハイで115安打を記録しました

特にその俊足を活かした守備と機動力は高く評価され、侍ジャパンにも選出されたことがある選手です

今季も110安打を放ち、走攻守に渡る活躍を見せています

第2戦では「2番・センター」としてスタメン出場し、出場した全打席でヒットを記録、タイムリーも含めて5打数5安打1打点と素晴らしい成績を収めました

これまでの日本シリーズにおける1試合の最多安打記録は4安打であったため、周東選手の記録更新は多くのファンやメディアに注目されました

試合後のヒーローインタビューで周東選手は「長い歴史の中で“バッティング”で名を刻めると思わなかったので、非常に嬉しいです」と喜びを表現しました

これまでの日本シリーズでの成績も目覚ましく、2試合で9打数6安打1打点、打率.667を記録しており、その調子を維持しています

インタビュー中には、「CSからいい形で打てている

あんまり打てないなと思わないようにしていたことがよかった」と、自己分析も行い、メンタルの重要性に触れました

最後にファンに向けて、「甲子園で阪神ファンの方々の声援はすごいので、負けないように声だして選手とともに戦っていきましょう!」とエールを送り、日本シリーズ第3戦に向けて士気を高めました

ソフトバンクはこの試合で1勝1敗に持ち込み、28日から敵地での3連戦に挑むことになります

今回の周東選手の活躍は、記録だけでなく、彼が持つチーム内での影響力やファンへの感謝を示した貴重な場面でした。記録を達成したにもかかわらず、多くの選手が抱えるプレッシャーに苦しむ中、素直な発言をする姿は魅力的でした。今後、チームを引っ張る存在としてのさらなる成長が楽しみです。
キーワード解説

  • ヒットとは?:試合中にバッターが球を打って、一塁に到達することを指します。
  • 安打とは?:ヒットを別の言葉で表現したもので、打撃として成功した打席のことを言います。
  • タイムリーとは?:得点につながる安打のことで、得点が生まれる瞬間に打ったヒットを指します。
  • 規定打席とは?:シーズン中に選手が一定の打数を満たすことで、打撃成績が正式に記録されるための基準のことです。
  • 侍ジャパンとは?:日本のプロ野球選手で構成される日本代表の愛称で、国際大会に出場するチームのことを指します。

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