ソフトバンク、スタンフォードの佐々木麟太郎内野手を1位指名

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23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスが米スタンフォード大学の内野手、佐々木麟太郎選手(20歳)の指名権を獲得しました

この情報は、同選手が所属するマネジメント会社の担当者が27日に東京都内で行った記者会見で明らかにされました

会見では、担当者が「NPB(日本プロ野球)ドラフトでの事前の指名報告は受けていなかったため、本人は完全に想定外のことだった」と述べ、佐々木選手の驚きを伝えました

彼は来シーズンもスタンフォード大学でプレーすることを明言しています

スタンフォードが所属するアトランティック・コースト・カンファレンス(ACC)は、2月中旬からシーズンを開始し、プレーオフが進む場合は6月下旬まで続く見込みです

そのため、ソフトバンクが彼について交渉を始めるのは公式戦終了後となります

しかし、指名の挨拶は可能で、28日にはソフトバンクの城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO)が、岩手・花巻東高で監督を務める父親を訪れ、指名の背景を説明しました

さらに、ソフトバンク側は来月、佐々木選手に直接挨拶するため渡米する予定です

マネジメント会社は「最低限、来年7月のMLBドラフトも視野に入れている」と述べています

そのため、MLBドラフトで指名されることが今後の目標となりますが、指名された場合でも日本のプロ野球チームに入る選択肢についてはその時次第とのことです

佐々木選手はこの日、オフを利用して気分転換にショッピングに出かけたと報じられています

今回のドラフトでソフトバンクが佐々木麟太郎選手を選んだことは、将来的なチーム強化を見越した戦略の一環と考えられます。しかし、選手が大学に残る選択肢もあるため、動向には注視が必要です。
キーワード解説

  • プロ野球とは?プロ野球は、日本におけるプロ式の野球リーグで、NPB(日本プロ野球機構)が運営しています。
  • 指名権とは?指名権は、ドラフトにおいて選手を獲得する権利のことを指し、チームが新たな選手を迎える際に重要な要素です。
  • マネジメント会社とは?マネジメント会社は、選手の契約や事務的な活動を支援する専門の会社で、選手のキャリア構築を手助けします。
  • MLBドラフトとは?MLBドラフトは、アメリカのメジャーリーグベースボールが新たに選手を選ぶための制度で、若手選手がプロ入りする重要な機会です。

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