ソフトバンク・上沢が圧巻の投球で日本シリーズ第2戦を制す
◇SMBC日本シリーズ2025 第2戦 ソフトバンク10―1阪神（2025年10月26日 みずほペイペイD）福岡ソフトバンクホークスの上沢直之投手が、日本シリーズ第2戦で素晴らしいパフォーマンスを発揮し、巨人撃破を果たしました試合は、初回に阪神タイガースの佐藤輝明選手に右前適時打を浴びて先制を許すも、その後のピンチを見事に乗り越えるなど、冷静な投球が光りました
上沢投手は、「初回から後先考えず、全力でいこうと思ったので三振が増えたんだと思いますね」とコメントしており、彼の積極的なスタイルが試合を支える要因となったと言えます
2回には、すでに9―1と大きなリードを手にすると、3回に入り3者連続三振を記録
特に3人目の森下選手はわずか3球で仕留める圧倒的な内容でした
さらに4回に無死で佐藤選手を空振り三振に仕留め、4者連続空振り三振を記録するなど、打者を圧倒し続ける姿勢を見せました
6回には5安打1失点11奪三振という成績で、阪神打線に流れを渡さない投球を見せ、勝利に一役買いました
上沢選手は、12年にプロ入り以来通算82勝を挙げてきましたが、この大舞台は初めての経験でした
しかし、当日は本拠地の半分を埋め尽くした阪神ファンの声援にも冷静に対処し、経験を生かした投球ができたと語りました
また、ソフトバンクはクライマックスシリーズファイナルステージ第6戦で先発したモイネロ投手を中5日で起用可能でしたが、小久保監督はモイネロ選手の体調を確認し、「今日はベストではなかった」と説明されています
初戦を落とした上での第2戦でしたが、上沢選手がしっかりとチームをリードしました
今回の試合では、ソフトバンクの上沢選手が圧倒的なピッチングを見せ、阪神打線を封じ込めました。特に三振を多く奪うことで、相手の流れを完全に断ち切った点が印象的です。このようなパフォーマンスが今後の日本シリーズでも期待されます。
キーワード解説
- 日本シリーズとは？: プロ野球の年間チャンピオンを決定するトーナメント形式の試合で、セ・リーグとパ・リーグの勝者が対戦します。
- 三振とは？: 打者が投手の投球にバットを振って当たらず、アウトになることで、投手の力を示す重要な指標です。
- リードとは？: 試合において、チームが持っている得点の差のことで、相手よりどれだけリードしているかを示します。
