井上はプロ7年目を迎える来季に向けて、G球場でのシャドーピッチングなどを通して自らの技術向上に励んでいます
同学年で左投手である竹丸選手について、井上は「負けないように頑張るだけだなと思います」とコメントしました
竹丸選手はプロ入り前から球団から高く評価され、即戦力としての期待を込めて獲得されています
井上は試合映像を見て竹丸選手の投球を観察しており、同じ年代で左腕のピッチャー同士であることで「同じくくりだなと思いました」と語りました
指名後に井上の中には競争意識が芽生えました
昨シーズンは8勝を挙げブレイクを果たした井上ですが、今シーズンは20試合で4勝8敗、防御率3.70と期待に応えきれませんでした
特に9月には左肘の痛みで戦列を離れることになりました
監督の阿部は、「左の先発がいない」との理由から即戦力投手を選んだとし、井上の名前も挙げて「チームの先発投手の不足」を指摘しました
井上はこれまで56試合に登板し13勝を記録しており、新たに始まる競争に向けて「ローテーションに入れるように頑張るだけ」と意気込みを見せています
井上は、左肘の状態が徐々に改善していると語り、トレーニングの成果を実感しています
「いろいろなトレーニングで、より重量を重くしたりができている
いい時間を過ごせている」と述べ、さらに下半身強化やフォーム固めに取り組んでいます
「けがをしないように体の機能を改善し、可動域を広げていければ」と前向きに捉えています
竹丸選手という新たなライバルが登場する中で、井上は「切磋琢磨してチームに貢献できるよう頑張りたい」としつつも、「他人に気持ちがいってしまっても仕方ないので、自分の能力を上げることだけに集中していきたい」と強い意志を示しています
今後のシーズンで再び左のエースの座を争う展開が期待されます
今回のニュースは、チーム内の競争が激化することを示しています。井上選手が新たなライバルに刺激を受け、自らの技術を高める姿勢は、プロとして非常に重要です。これからシーズンが進む中で、2人の投手により一層の成長が期待されるでしょう。
キーワード解説
- シャドーピッチングとは?
- 即戦力とは?
- 切磋琢磨とは?

