伊原投手は、試合の3回に2番手の岩貞投手が打球を直撃されて降板したため、急遽登板を余儀なくされました
この状況は、クライマックスシリーズを含むポストシーズンでの初登板となりました
「点差もあったので、とにかく自分のやるべきことを考えながら」と語った伊原投手は、まず難敵・近藤選手に遊ゴロを打たせ、無失点で切り抜けることに成功しました
続く4回と5回も彼は続投し、4回には三者凡退、5回には連続三振を奪うなど、テンポ良くプレーを続けました
それでも、5回の2死後には連打と暴投で1点を失ったことに対して、「しっかり反省して、生かさないといけない
僅差の場面だったらああいうのは問題外なので」と、自己評価が厳しくなりました
結果的には、2イニングと3分の1を投げ、2安打1失点という成績を収めました
新人ながら、先発とリリーフ両方での経験を積んでいる伊原選手は、短期決戦においても貴重な存在となることが期待されています
今回の試合では阪神が敗れたものの、新人の伊原投手がピッチングで存在感を示したことはチームにとってポジティブな要素でした。彼のように若手選手が試合でしっかり成果を出せることで、チーム全体の士気を高めることにも繋がるでしょう。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説
- 日本シリーズとは？ 日本のプロ野球の頂点を決めるシリーズで、セ・リーグとパ・リーグのチャンピオンが対戦します。
- クライマックスシリーズとは？ 日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレーオフのことで、リーグ優勝チームとそれ以外のチームがトーナメント形式で戦います。
- 無失点とは？ 相手チームに得点を与えることなく、試合を終えることを指します。
- テンポ良くとは？ 試合の進行やプレーのスピードが良い状態を示します。
