ソフトバンクが阪神を圧倒、山川が1試合5打点の活躍
2025年10月26日、みずほPayPayドームで行われたSMBC日本シリーズ第2戦において、ソフトバンクが阪神を10-1で圧倒しましたこの試合で特に目を引いたのは、主砲・山川穂高内野手の活躍です
自身のバットを振ることでチームに勢いをもたらし、レフトスタンドの阪神ファンをため息混じりにさせた
試合の流れ
試合は初回、ソフトバンクが先制される苦しいスタートでしたが、すぐに栗原陵矢内野手の適時打により同点に追いつきましたその後、山川選手が、阪神先発のジョン・デュプランティエ投手から2点適時打を放ち、チームは逆転に成功
さらに2回には、2死一、三塁の場面で左中間に3ランホームランを放ち、リードを8点差に広げました
山川の心境
試合後、山川選手は自己の活躍については控えめに語り、「もう今年一番くらいのいい打席になったと思う」と評価しましたが、その表情には喜びよりもチームへの思いが見え隠れしていました「僕が打ったことで、みんなが気持ちよくバットを振れる状況になったと思う」と語り、チーム全体の調子が上がることを期待しているようでした
苦しんだ1年を振り返る
彼自身も、レギュラーシーズンでは打率.226と不振にあえぎ、クライマックスシリーズでも打率.222という成績に甘んじていました試合前は自分の成績について「個人的な悔しさはもちろんありますけど、自分の責任なんで」と述べ、前向きに技術向上に努めている様子が伺えました
今回のソフトバンクの勝利は、チーム全体の士気を向上させる重要な結果となりました。山川選手の活躍は、彼自身のプレースタイルの良さだけでなく、チームに流れを引き寄せる力があることを証明しました。彼の言葉からも、チームの勝利を第一に考える姿勢が感じられ、選手たちの絆の強さをうかがわせます。
キーワード解説
- 山川穂高とは？日本のプロ野球チームである福岡ソフトバンクホークスの内野手で、強打者として知られています。
- 日本シリーズとは？プロ野球の各リーグの優勝チームが対戦する、年に一度の頂上決戦です。
- 適時打とは？ランナーがいる状況で、ヒットを打つことによって得点を稼ぐ打撃のことです。
- クライマックスシリーズとは？日本プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフで、リーグチャンピオンを決定します。
