プロ野球ドラフトで中日が篠崎国忠投手を指名
2025年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、中日ドラゴンズが四国アイランドリーグplus徳島の篠崎国忠投手(20)を3位指名した篠崎は、独立リーグ出身ながら、相手打者から49三振を奪った実績を持つ注目の左腕である
ハングリー精神を培ったアルバイト経験
篠崎は昨年のオフにファーストリテイリング傘下のファストファッションブランド「GU」でアルバイトをしていた際、対人スキルを磨いたこの経験を生かし、プロの世界でもハングリー精神をもって挑む意思を示している
篠崎は接客業において「常に笑顔で」という教えを受け、明るさや笑顔を持ったコミュニケーションを心がけた
独立リーグでの厳しい環境
独立リーグではオフシーズンに給料が支払われないため、篠崎は家族を支えるために集中してアルバイトに励んだ週5日勤務の生活を続けながら、プロへの道を歩む
月に約12万円を稼ぎ、「社会人としての大切な経験ができた」と振り返る
圧倒的な成績と精神力
篠崎は193センチ、108キロの巨体を生かし、2025シーズンに19試合に登板2勝4敗1セーブ、防御率3.80という成績を収め、47イニング1/3を投げ49三振を奪った
彼は「勝っても負けても調子に乗らず、次のチャレンジに挑みたい」と語り、自身の成長を誓った
篠崎国忠投手の独立リーグからの活躍は、プロ野球界における新たな希望を感じさせる。特にハングリー精神やアルバイトでの経験が彼の成長を助けたことは非常に興味深い。これからプロの舞台でどのような成果を上げるのか、目が離せない。
キーワード解説
- ドラフトとは?プロ野球チームが選手を指名するイベントであり、選手が新たなチームに所属する機会を得る重要な場です。
- ハングリー精神とは?自分の目標を達成するために強い意志を持ち、困難に立ち向かう姿勢を指します。
- 防御率とは?投手が投球した際に許した得点の割合を示す指標で、低いほど優れた成績を意味します。

