この試合では、特に新保茉良内野手(21)が注目を集めました
新保選手は中日ドラゴンズからドラフト5位指名を受けており、「7番・遊撃」として出場し、1四球を選びましたが、その後は凡退し、9回2死の場面では中飛に倒れ、最後の打者となりました
試合後、新保選手は「日本一に向けて練習してきたので、悔しい気持ちです
自分は一度(野球部を)辞めようとしていたので、みんなに助けてもらえた4年間だった」とコメントしました
この4年間は彼にとって大変な時期でしたが、仲間の支えによってここまで成長したことを振り返りました
新保選手は、今春の全日本大学選手権1回戦でのスローイングの安定性が高く評価されており、「肩は強いと思っていますが、スローイングも自分の武器として今後もとても重要です」と語りました
彼は、名手である井端弘和さん(侍ジャパン監督)が受賞したゴールデングラブ賞に匹敵するような守備力を身につけることを目指しています
東北福祉大学の堀中スカウト部長は「新保選手は肩が強く、グラブさばきも上手い
日本のトップクラスである荒木、井端に匹敵するような守備を身につけてほしい」と期待を寄せています
新保選手自身も、「もちろん『アライバ』は知っています
少しでも近づけるように見習って練習していきます」と決意を示しました
彼はドラフト2位指名を受けた盟友・桜井選手と共に、さらなる成長を目指し、パワーアップを図る決意を固めています
新保選手の成長過程や彼の目標は、多くの若手選手にとって一つの指標となります。周囲の支えの中で成し遂げた努力と成功に感銘を受け、今後の活躍がさらに楽しみです。
キーワード解説
- ドラフトとは?ドラフトは、プロ野球チームが大学や高校から選手を選ぶためのイベントで、選手の所属先を決める重要な制度です。
- ゴールデングラブ賞とは?ゴールデングラブ賞は、プロ野球において卓越した守備を行った選手に贈られる賞で、守備力の優れた選手を評価する指標となります。
- スローイングとは?スローイングは、投球や送球の技術を指し、強く正確にボールを投げる能力が求められます。

